母と話しているとつくづく思う。

自分の息子の本当の幸せを願うより、

定年まで会社勤めをする立派な社会人である息子を誇りたい、のだと。

たとえ息子が病気になり、会社勤めが苦しくなったとしても、

会社を退職し給料がもらえない息子は誇れないのだろう。

「どこどこのなんとかさんは○○大学を出て、△△株式会社に勤めている」

「あんたの同級生のなんとかさんは、何大学を出てお医者さんをやっている」

「(隣りで畑やっている)あのじいさんは□□会社を定年した」

とまあ、延々とこんな話が続く。


知らんわ...


その○○大学も△△株式会社も同級生のなんとかさんも、ましてや畑のじいさんの定年前の勤め先などどーでもいいし、なんの興味もない。

それが立派だとはクソとも思わないし、羨ましくもなんともない。

そもそも全く知らない奴や過去の同級生や定年後のじーさんと人生を競っているわけでもない。

会社を辞めることが人生の負けだとも思わないし、お金が入ってこないから不幸だとも思わない。
金がなければ節約すればいいだけのことだ。

俺の人生は会社ありきではない。

母には悪いが、俺もいいオッサンなのだから自分の人生は自分で決める。

母には理解できないだろう。説得するつもりもない。

期待通りの息子ではないかもしれないが、別の方法で親孝行しよう。

なんだかんだ言っても母には感謝しているし、明るいお喋りばあさんなので楽しく暮らして行こうと思う。


今日は大根の煮物に初挑戦

大根が新鮮だから料理が下手でも美味かった



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