職場に復帰して4か月半になろうとしている。病前とまったく同じということはないにしても、出来ることも増え、徐々にかつての自分の言動を取り戻しつつあることを実感する。一日が終わると記憶やメモを頼りにその日にあったことを妻に報告する。仕事終わりの疲れている中で筆者の話しを聞いてくれる妻には感謝しかない。家族にどれほど守られていることか。▶「体調はどうですか?暑い日が続きますので無理なきよう」―山梨に住む高校生の頃からお世話になっている方からLINEが届いた。いつも筆者の状況を気にかけてくださる。同じく山梨に住む中学時代からの友だちからは「お前が救急車で運ばれて1年経つ日に山梨で一杯やろうぜ」。筆者に「だから山梨まで帰って来い」という主旨と認識した。学生時代の仲間たちからもLINEが入る。「体調も随分と戻られて入れているご様子、なによりです」―松山千春ファンの方からもLINEが入る。またみなさんとお会い出来ればいい。こうした連絡はただただ有り難い。▶現状、時間がある時は横になって休むようにしているが、とかく悲観的な思考になりがち。LINEであれ、直接であれ、人との会話は元気が出る。▶気遣ってくださる方々に恩返しがしたい。あってはいけないことだが、もしそうした方々に何かあれば、いの一番に声をかけ、そうした方々を思い続ける筆者自身でありたいと思う。 (虹)2025.08.07-