山形の妻の実家からサクランボ🍒(佐藤錦)が届いた。結婚以来20年以上毎年妻の両親が送って来てくださるもので、本当にありがたい。お恥ずかしいことに、筆者、結婚まではサクランボと言えばパフェの上に乗っているあの赤いあれしか知らなかったが、本場のサクランボというのはこんなに美味なものかと結婚してから初めて認識した。►筆者の両親は生前ぶどう園を営んでいたので、母亡き後も時期になると何種類ものぶどうが父から何回も届いていた。二人の我が子は小さい時から双方の祖父母が送ってきてくれる高級な果物に慣れていたところがあったが、今はそのことの有り難さを実感しているようである。▶この5月から就職のため一人暮らしを始めた長男に妻が段ボールに食材などさまざまなものを詰めて送っている。先日長男が帰って来た時にはたくさんの手作りのおかずを持たせていた。妻が学生時代、妻の母がそうしてくれたことが心からありがたかったようで、その気持ちをかみしめながら今はわが子にそうしている。荷造りをしている妻が嬉しそうで、それを見ている筆者も嬉しいし、長男に対して「元気で頑張れよ」と思う。▶筆者の両親は既に亡く、妻の両親も高齢化した。こちらが何歳になろうが親は親。時の流れに抗うような気持ちで、感謝をこめて「いつまでもお元気で」と願う。 (虹)2025.06.23-