筆者がアメブロを始めたのが2017年7月。第一号記事は同年7月10日。書籍「カーネル・サンダースの教え~人生は何度でも勝負できる~」(中野明)のレビューだった。書いた記事総数は5,184本(2024年8月4日現在)。元来書くことが好きなので、苦労して書いてきたという感覚はない。▶音楽関係の過去の記事に公式映像・音源を挿入し再公開する作業を継続している。各記事もあらためて読み返す。何と稚拙な文章で占められていることか。とくに2017年から2019年頃までの記事はとても読めたものではなく赤面の至り。全部削除したくなる。▶だからと言って、それらをリライトすることはしない。事実違いや読者の読み易さを考えレイアウトを修正することはあっても。書かれた記事内容に自身の歴史や内面の成長具合を見る。リライトはそれを消滅させるので、そのままの内容で残しておくことに意味がある。▶筆者の文章観。文章には書く人そのものが表れる。その時その時の「境涯」や「成長」、「思索の浅深」が如実に映し出されるものである。文書は人、文章は境涯。筆者が理想とする生き方として、常に自身を見つめ、人格の成長と円熟、完成を目指す。ならばその途上で表現する文章は人格の完成度を見るひとつのバロメーターであり、定点チェック。ブログもその一役を買っている。数年後、このコラムを読み返した時「まだまだ稚拙だった」と言える自身でありたい。(虹)2024.08.05-
(2023年2月筆者撮影/恩師から頂戴したモンブラン)