松山千春コンサート・ツアー2024「友よ」

 

6月14日には大阪府岸和田市の南海浪切ホールで開催された。

 

この時、小さな娘さん(2歳前後?)を抱えたご夫婦が最前列に座られていたとのこと。松山千春がその娘さんに気づき、ステージにあるバラをタオルに巻いたうえで差し上げ、笑顔で頭を撫でたというエピソードをネット上や、浪切公演に参加された方のブログで確認した。

そのご両親や、一緒に参加した祖父母も大変喜ばれ、「家宝にします」「一生の思い出です」と書かれていた。

 

松山千春はこれまでのコンサートでも、サイドの専用席に座られている障害のある方々に声をかけたり、小さいお子さんがいれば、ステージ上のバラの花をタオルに巻いて(棘に配慮して)差し上げたり。さらには赤ちゃんが泣けば、他のお客さんに「このままで(泣いていても)いいよな」と同意をとったりしてきた。

下は松山千春ファンクラブマガジン160号に掲載されていた写真。おそらく2017年秋のツアーでのシーンだと思うが、松山千春が小さなお子さんにステージ上のバラの花を差し上げようとしているのだと思う。お子さんも、後ろにいるお母さん?も嬉しかっただろう(以下写真)。

 

 

再びこういうエピソードに接し、そのシーンが目に浮かび、心温かくなった。松山千春らしさらに嬉しくなった。

 

そうした松山千春の、コンサートに足を運んでくださる方々への思いを2022年6月12日の「松山千春 ON THE RADIO」で語っていた(以下リブログ記事)。

 

 

2023年5月4日にシェルターなんよう(山形県)で開催されたコンサートでの、松山千春と観客とのやりとり。

 

 

 

松山千春「真っ直ぐ」

 

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長渕剛のライブでも時折そうしたシーンを目にして来た。

 

2020年大晦日の夜、テレ朝チャンネル1で、2019年12月3日、パシフィコ横浜国立大ホールで開催された「長渕剛 CINEMA&LIVE2019 太陽の家」がノーカットで放映された(私は12月2日の公演に参加)。

 

その映像の中には、最前列に身体障害者らしき方を見つけた長渕剛が、4曲目「交差点」のエンディングの時に、その付き添いの方?(お母様?)にステージから手を伸ばして、”彼に渡して欲しい”という仕草で、今自分が吹いていたブルースハープを差し上げるシーンが入っている(以下写真)。

 

長渕剛らしい、感動の一瞬だった。

 

 

 

 

長渕剛「ZYZY」