ありがとう博多の街!

福岡天神に今でもある。
Live house照和!
久しぶりに行った。
当時と少し変わってはいたが、
俺の18,19,20歳の頃、プロを目指して毎日、仲間たちと、しのぎを削ってた場所だ!!
ロックバンド、パンクバンド、カントリーバンド、ブルースバンド、その中で、俺は、ギター一本で歌っていた。
コンテストに出る時、ジャンルのちがう仲間たちがみんな力貸してくれた。
陣内、モッズの森山、その他沢山の仲間たち。
照和は50名も入ればパンパン!
小さな小さなLive houseだったが仲間の絆と東京へ勝ちこむ夢に溢れ、俺たちは、ここで、音楽の基盤を創り、青春を駆け抜けた。
気骨に満ち、照和の裏路地あった一杯100円の地酒をくらいながら、Liveのスキルを磨いていった。
俺は常に初心を決め込み、1500円のヘビーゲージを1ステージごとに張り替えた。
ギルドF-50バイトで稼いで買ったギターの弦を。
ギャラは100円しか残らなかったが、バス賃だから助かった。
まじに夢を食って生きてた。
ひもじい時は、博多の街の人情に助けられた。
「あんた、絶対スーパースターになるけん、頑張りぃよ!
ほら、出世払いたい!これ、食べんね!」
屋台のおばちゃんがいつも笑ってくれた。
仲間や街や地域の人たちに支えられて俺は今生きてられるんだ。
だから、
そんな人たちの心に届くような歌を書くんだ!!
そう決めて今でも初心で書く。
ありがとう照和!
ありがとうあの時の仲間たち!
ありがとうあの時の屋台のおばちゃん!
ありがとう!
まだまだたくさん歌を書くから。

 

(以上、2024年5月30日発信 長渕剛公式Instagramから)

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長渕剛「Bye Bye 忘れてしまうしかない悲しみに」

※長渕剛が「福岡時代」を振り返り歌った名曲

 

 

 

 

◆所持しているギターを紹介しつつ、自身の音楽のルーツ~アメリカのフォークシンガーや、吉田拓郎、井上陽水、加川良、泉谷しげるなどの歌~を語り歌っている。