浜田省吾―「みちくさ」

 

♪~ テレビ朝日系列の「ちい散歩」。かつて俳優の地井武男さんが散歩の楽しみを伝えながらその街を紹介する番組。地井さんが亡くなられた後、加山雄三さんの「若大将のゆうゆう散歩」を経て、現在は高田純次さんの「じゅん散歩」として放送されている ~♬

 
 
そんな番組をイメージして2024年3月31日の「にじ散歩」第10歩👟👟

 

横須賀での所用が終わった後、横須賀の街を歩いてみました。”歩く”と言ってもですね、これあくまで行った先のスポットを歩いたということで、スポット間の移動は基本は車ですので、ご容赦を。

 

 

遅めのランチ。横須賀と言えばカレーでしょう。横須賀市は1999年に「カレーの街宣言」をしています。

 

で、横須賀のカレーと言えば「海軍カレー🍛」ですね。なんでも、海軍カレーというのは旧日本海軍の軍隊食として提供されていた当時のカレーのレシピをそのまま再現しているカレーのことらしいですね。 ※諸説あり

 

簡単に言うと”昔ながらのカレー”らしいです。それにサラダと牛乳が付くのが基本スタイルのようです。

 

昨日私が行ったのが

 

「WOOD ISLAND Curry Restaurant」

 

 

「カレーの街宣言」をした頃からある海軍カレーの名店、超有名行列店です。米海軍横須賀基地の目の前にあります。

 

image

 

13時半頃も行列でした。並ぶこと約30分、女性の方が店内に案内してくれました。

 

「どうも。はじめまして。私、松山千春ファンのブラッド・ピットです!」

「またぁ。ははは。どうぞ、この席へ」

 

ご主人の島森さんもいらっしゃいました。

 

「こんにちは!マスター。初めて来ました。私、ギター弾きのトム・クルーズって言います」

 

「ははは。変な自己紹介はいいから、まぁ、とにかく座ってくださいよ」

 

「横須賀海軍カレー」

 

 

この店のご主人の島森さんは、よこすか海軍カレーを認定する委員の中心人物らしいです。「私がすべての味をチェックしてるんですよ。海軍カレーのことならなんでも聞いてください」と、その歴史から由来まですべてに詳しく、学校や地域などでも料理教室を開催するなど、海軍カレーを広めるための様々な活動をされているそうです。

(「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE」より引用。島森さん写真ともに)
 

 
食べてみましたが、やはり”昔ながらのカレー”でした。どこか懐かしい味。小学校の給食のような、そんな懐かしさがありました。
 
食べ終わって、歩いて5分ほどの所にある「三笠公園」へ👟👟
 
もうこの時間になると、気温と言い陽射しと言い、完全に夏でした。
 

公園のすぐ手前に「めだかの学校」歌碑がありました。なんでも作詞の茶木 滋氏の出身が横須賀市汐入町だそうです。

 

 

三笠公園

image

 

三笠公園には軍艦「みかさ」があります。「みかさ」は日清戦争勝利の後、世界列強と伍するために明治35年(1902)3月に竣工、直ちに横須賀に回航され、日露関係が悪化し戦時体制に移行した明治36年12月、連合艦隊に編入され、その旗艦となったようです。

 

 

 

 

 

軍艦に特段の興味があるわけではありませんが、せっかく近くまで来たので。有料でみかさの中も見ることができます。

 

三笠公園から「猿島公園」が見えます(以下、右中盤)。ここに行くのにフェリーで往復1,500円かかります。私は行きませんでしたが、見送りだけしました。

 

猿島公園内は結構見る所があるようなので、次回、最初からここに行くつもりで来てみたいものです。

 

 

 

ここで一曲。山口百恵「横須賀ストーリー」

 

 

さて、そこから車を走らせること約20分、観音崎に行ってみました。初めてです。

 

下の写真を撮影した側には公園があって、たくさんの家族連れがテントを張ってバーベキューをしていました。合間にお子さんたちと海で遊ぶ。そういう場所なんでしょうね。いい所でした。

 

 

写真をたくさん撮ったのですが、全部同じに見えて来ましたので、下の二本の動画をどうぞ。

 

 

 

10分ほど歩いて、急な150㍍ほどの石段、駈け上ったら、今日も海は見えました。観音崎灯台から見た景色です(下の動画)。

 

 

いつもですと、海を見つめているとまずは浜田省吾の「日はまた昇る」、そして松山千春の「夏」を口ずさむんですが、今日は海を見つめても、夢も愛し合う二人の明日も見えません。

なぜか…。向こうに房総半島が見えるんです。そう、つまり目の前に見えるのは東京湾です。太平洋の一部と言えばそうなんでしょうけど、あくまで東京都と神奈川県、そして千葉県に囲まれ、浦賀水道で太平洋に通じる海湾。

向こうに陸が見えてしまうと、上の二曲は出て来ないもんです(笑)。先の見えない大海だからこそ詩人になれるものです。

 

それにしても、観音崎灯台に向かう150㍍の急な石段、きつかったぁ~。

 

横須賀、見たいスポットがもっといろいろあったのですが、タイムアウト。帰ることにしました。

 

「これっきり これっきり もう これっきりですか?」

「いえ、機会があればまたぜひ来てみたい街です」

 

…ということで、「にじ散歩」第10歩👟👟、楽しんでいただけましたでしょうか。

 

(2024年3月31日筆者撮影)

 

次回「にじ散歩」は、おそらく4月12日の松山千春甲府公演の前、コンサートが始まる前にふるさと山梨のスポットを歩いてみたいと思っています。それではみなさま、お元気で。