みなさま、お元気でいらっしゃいますでしょうか?虹野、かなたです。

 

「夢が東京(とかい)の暮らしの中で どうか消え失せてしまわぬように」(長渕剛「東京」)と願いながら、今日もこの街のかたすみ♪から、お届けしています。

 

始まって早々ではございますが、今日最初の曲、長渕剛「東京」

 

 

 

それはそうと、先日久しぶりに駅前の書店に行きました。いわゆる、ビルは立て直されましたけど、昔からある昔ながらの雰囲気を残す書店です。

 

ありました。まずは追分 日出子氏が著した『空と風と時と 小田和正の世界』(文藝春秋)。去年の11月22日に刊行され、その時一度見ていましたが。

 

何と言っても632㌻ですから、見る前から分厚さは想像がつきました。まぁ、やっぱり評伝となるとたいていはこのぐらい分厚くなってしまいますね。

 

下の写真から文藝春秋者の紹介ページにリンクします。

 

 

 

そのすぐ隣には…ありました。今年1月26日に発売された

 

『ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE』(アコースティック・ギター・マガジン)Vol.99。追悼特集「さらば谷村新司、ALICEよ永遠に」

 

下の表紙画像から、出版社の紹介ページにリンクし数ページ見ることが出来ます。

 

 

表紙を谷村新司さんが飾り、多くのページを谷村新司さんに関する記事にあてています。別冊として谷村新司さんとALICEの楽曲のソングブック(ギター譜)が付いています。

 

谷村新司、ALICEと言えば「モーリス(モリダイラ楽器)ギター」で、谷村さんが愛用していたモーリスのギターを多数紹介しています。

 

でも、谷村さんのメインギターは「ギブソン ダヴ」。このギターを特集のトップで取り上げています。

 

ちなみにダヴのピックガードに描かれている鳥は鳩(DOVE)、羽を閉じています。もう一つギブソンで有名な機種ハミングバードのピックガードにはハチドリが描かれていて、こちらは羽を開いています。ギターに興味のない方には関係ない話しですが。

 

 

 

谷村さんの追悼で、THE  ALFEEの坂崎幸之助さんのロングインタビューも掲載されています。

 

 

谷村新司ー「狂った果実」

 

 

さらにその隣の隣には…ありました。今年1月22日に発売された

 

『JUNON(ジュノン)2024年 3月号《特別版》』

 

長渕剛が表紙と裏表紙を飾り、短いながらもインタビュー記事と、”豪華付録”として、直筆メッセージ付きスペシャルポスターも付いています。

 

 

長渕剛がこういう場を飾るんだったら当然ながら筋肉×ギター×サングラスかな?最近私も長渕剛の写真を見ると、ギターより先に筋肉に目が行ってしまいますからねぇ。

 

で、またいつもの質問だけど!そこまで書いたんだから当然その3冊買ったんだよな!?…いえ、1冊も買ってません!全部目に焼き付け、心に刻みました。

 

 

さて、2月12日はフジテレビ系で『ザ・ドリフターズ結成60周年記念番組「ドリフ大爆笑~国民が選ぶベストコント60~」』が放送されましたね。録画しておいたので、二度も観てしまいました。

 

 

まだ志村けんさんが入っていない頃、1964年にいかりや長介、加藤茶、仲本工事、高木ブー、荒井注の5人で結成された「ザ・ドリフターズ」は今年結成60周年らしいですね。

 

大人気お笑い番組「ドリフ大爆笑」で放送された3480作品の中から、番組スタッフがまずは60作品をピックアップ。その60作品から特別サイトにて1カ月にわたり投票を実施し、“国民的”ベストコントをランキングで紹介していました。

 

そういうオチになるってことは最初から分かっているんですけど、笑ってしまう。あの”分かり易さ”と”間(ま)”がそうさせるんですかね。単純に笑えて、何か元気になった気がしました。

 

小さい頃、冬になるとこたつに入って毎週土曜日、「8時だョ!全員集合」を観ていました。そこにはいつも私のばあちゃんと妹もいました。家族の温もりの中で過ごしていた時代でした。

 

「8時だョ!全員集合」と言えば、この歌です。

 

馬場俊英「人生と言う名の列車」(2006年)

 

「8時だョ!全員集合」を歌った部分は以下です。オフィシャルリリックビデオも入れました。かなり長い長い歌(9分半)ですが、ぜひお聴きください。

 

人生という名の列車が走り
ある土曜日の夜に辿り着いた街はブラウン管の中に
改札を抜けるとそこはお茶の間で
8時ちょうど 全員が集合 みんなでオイース!
「タライに気をつけろ!」 それがその街での教訓
歯も磨くよ 宿題もするよ 約束さ カトちゃん
笑い疲れて お茶の間のコタツで知らずに眠ってしまった
たとえばつまり そんな温もりに守られた時代だった 
昭和四十八年

 

 

 

風が運んで来る薫りは、いよいよ春ですね。

 

この薫りは高校卒業を控えた1986年を思い出します。

 

その前年にハウンドドッグの名盤アルバム『SPIRITS!』が発売されました。ハンドドッグファンの友だちが、全部の大学入試が終わった今頃、それをカセットテープに落として、私にくれました。

 

38年前のちょうど今頃、そのアルバムばかりを聴いていたのを思い出します。その中で一番気に入っていたのが「Bad Boy Blues」

 

下はそのライブ映像です。大友康平、カッコいいですね。まぁ、私がハウンドドッグを聴いたのは後にも先にもこの一枚だけでしたが。

 

 

 

今それぞれの地で大変な思いをしている方々が厳しい冬をこえ、春、みなさまの喜びが花のごとく開(ひら)けますことを日々祈っています。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

松任谷由実「春よ、来い」