2月10日~12日の3連休も仕事だったため、その振替休日を取った昨日、2月16日の金曜日。

 

執念深い貧乏性が染みついた私は職場のメールに対応したり、電話したりと、どうもいけない。気持ちの上で仕事から離れないと休みにならない。

 

 

ランチは長女と長男を誘って、行きつけのホルモン焼。三人ともランチメニューの「名物ホルモン飯」。”名物”とはこの店が付けている。

 

肉とライスの量でランク分け。長男は2、私は1.5、長女は1。相変わらず美味い。

 

 

帰宅してギターでも。ギターを抱えてすぐに歌とコードが一緒に出て来たのが松山千春の「終わり無き愛」(2010年)

 

”アルバムの中にひっそりと存在しているラブソングを集めた”というコレクションアルバム『思い出』(2020年)の中にも収録されている。

 

自身のラジオ番組でこのアルバムの中から選んで毎週かけた時期があり、2020年8月30日の放送で「終わり無き愛」をかけた。

 

 

松山千春得意のマイナー調の三拍子。いつでも新鮮な気持ちで聴けるリリース以来大好きな曲。

 

この曲、私の中では、歌詞がいいというのではなく、明らかにメロディーが気に入っている。加えて松山千春そのもの、と言える声と歌い方。

 

おそらくマイナー調の三拍子のメロディーこそ、松山千春の声と歌い方が存分に生きるんだろうと、個人的には認識している。

 

ぱっと思い浮かべるだけでも、「はまなす」「あなたが僕を捜す時」「慕う」「春は来る」なども。

 

 

松山千春になりきっての、「終わり無き愛」、いいね。…もちろん歌がいい。

 

 

「終わり無き愛」に続いて湧いて来たのが「冷たい雨」

 

これもリリース以来気に入っている曲で、私の中で好きな松山千春楽曲中、高い位置にある。その理由は「終わり無き愛」とまったく同じ。

 

あえてもうひとつ加えれば…。私は、松山千春の男女の恋愛そのものの歌詞を、聴き手のこちらが広く深く解釈して「メッセージを送っている」と捉える聴き方を基本的にはしない。が、この曲は、松山千春の人々への祈りの歌のように捉えている。

 

「冷たい雨」は府中の森芸術劇場や日本武道館(弾き語り)など、何度かライブで聴いて来ている。

 

 

 

春のツアーに向け、セットリストもほぼ固まっている頃かな?今回は私のふるさと山梨の甲府でも開催され、そのチケットもゲットできた。

 

同ホールは高校3年の時、ツアー「虹のかなた」に行って以来、実に39年ぶり。

 

あれからもう39年か…。

 

NEWSレコード倒産による松山千春の傷心が色濃く出ていたあの「虹のかなた」ツアー。

 

”千春、これでもう終わっちゃうのか?!”とほんとにそう思って悲しくなった。

 

公演終了アナウンス後も鳴り止まない千春コール。再びステージに登場した松山千春のもとにみんなが押し寄せ駆け寄って、松山千春が泣きながら、みんなも泣きながら一緒に「旅立ち」を歌った。

 

あの時から39年。今回も松山千春のコンサートで参加できる。

 

 

さて、そうこうしているうちに妻が出張から帰ってきて、シウマイ弁当(崎陽軒)を買ってきた。長男は友だちとどっかに行っているので、妻と長女の三人でシウマイ弁当。これも美味いね~。