<2024.02.07>起稿

 

2024年2月6日(火)、昨日(5日)の大雪、街角から雪はほとんど消え、何事もなかったかのようである。

 

昨日(2月6日)はもともと振替休日。一昨晩ちょっと雪かきをしたせいか、また昨日も寒かったからか、腰に違和感を覚えた。先週激痛に苦しんだ腰の痛みが再発してはいけない。あの時病院で処方してもらった痛み止めを服用し、湿布を貼ってゆっくりしていた。

 

その間、Netflixで観たのが

 

『だから殺せなかった』

 

 

一本木 透の小説。2019年1月31日、東京創元社から単行本が出版され、第27回鮎川哲也賞優秀賞を受賞している。2021年11月19日には創元推理文庫版が発売されている。

 

WOWOW連続ドラマWでテレビドラマ化され、2022年1月9日から2月6日まで、毎週日曜日22時~23時に放送された(全5話)。

 

主演は玉木宏。そして萩原聖人と松田元太を加えるべきだろう。

 

それぞれがそれぞれの過去を抱えて生きている。連続殺人事件の犯人から指名された玉木宏演じる新聞記者の一本木 透が、犯人との新聞紙面を介した「往復書簡」を展開しながら、事件の真相に迫る。

 

第5話(最終話)で真犯人が逮捕されてもなお残る”すっきりしない感”。これで終わっていいのかな?そういうモヤモヤを抱えながら観ていて最後に見えた結末。

 

かつて特ダネと家族を天秤にかけ、特ダネを取った一本木がたどり着いたその結末はただただ衝撃でしかない。

 

「だから殺せなかった」…最後は作品のタイトルに帰って、深い納得とともに溜飲が下がる。

 

すでにご覧になられた方には釈迦に説法、まだの方、絶対に一見の価値大いにある作品。

 

 

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