最近、仕事が忙しく帰宅時間が遅い。

 

年末年始に録りためた番組を観ようにもなかなか観られないが、玉置浩二ライブは最優先。元旦に放送以来、これまで3回録画したものを観た。

 

まぁ、素晴らしいライブだった。ああいうパフォーマンスを披露している以上、そう簡単にはファンは離れていかないだろうなと思う。それに、こうした放送が新たなファンを引き寄せているのかもしれない。

 

 

 

玉置浩二―「スコール」

玉置浩二―星路(みち)

 


仕事から帰った夜遅く、久しぶりにタカミネのギター、緩めていた弦を張って弾いた。ギターコードと歌が同時に湧いて来たのが長渕剛の「女よ、GOMEN」

 

 

この曲はアルバム『JEEP』に収録されている。

 

 

発売された1990年8月は私が社会人一年目。一年目と言ったって、社会に出てまだ4か月足らず。毎日気持ちがささくれ立っていた。自分が嫌で嫌で。

 

女性に謝るしかない不甲斐ない自分自身の内面を綴り、それでもいつもそばにいてくれた女性に感謝を捧げる。今思い返しても、そこに綴られている自身の内面を表現した歌詞がとにかく私に突き刺さった。

 

とくにオリジナルアルバム『昭和』(1989年)~『JEEP』(1990年)~『JAPAN』(1991年)の3年間の三作に収められた曲たちの歌詞は、どれも文句なく私の気持ちに絡み、私を勇気づけ背中を押した。

 

「そう!その歌詞、俺の今の気持ちはそれなんだよ」

 

聴く人の中に湧き上がるそういう実感、共感があってこそ、歌はその人の中に刻まれ、一緒に生きていくのだろう。

 

この三作の売り上げは、『昭和』63万枚、『JEEP』47万枚、『JAPAN』97万枚と半端なく、長渕剛の全盛期を作り上げた。私のファン歴の中で一番ライブチケットが取れない時代だったと思う。やっと行けたのが「JAPAN」ツアーの日本武道館だったような。

 

今にみてろと雨にはじかれながら
しょっちゅう伏し目がちの昨日を破りすててきた
4、6時中 貧乏ひまなし 頭もはげるほど
頑張れば 頑張るほど イラついていた

いたずらに女に惚れてきたわけじゃねえ
考えてみりゃ女にゃ謝りっぱなしだった
煮ても焼いても 食えねえ 俺ら ごろつきに
やわらかい肌で 明日をみさせてくれた

女よ GOMEN GOMEN!
女よ GOMEN GOMEN!
100年たっても 1000年たっても Wow Wow
俺らお前に 謝りっぱなしさ

馬鹿か利口かケジメのつかねえ夜だった
夢にしばられ おまけに てめえの首までしめちまい
一生 嘘でかためてやれと俺らひんまがりゃ
向こう見ずの乱暴者とまたののしられた

バカがつくほど正直に街の空を仰いだら
すれ違う友は 俺の前から遠去っていった
夢と暮らしのゴッタ返しのざわめきの真ん中で
俺には やっぱり お前しかいなかった

女よ GOMEN GOMEN!
女よ GOMEN GOMEN!
100年たっても 1000年たっても Wow Wow
俺らお前に 謝りっぱなしさ

女よ GOMEN GOMEN!
女よ GOMEN GOMEN!
100年たっても 1000年たっても Wow Wow
俺らお前に 謝りっぱなしさ

 

女よ、GOMEN

 (「長渕 剛 ALL NIGHT LIVE IN 桜島 04.8.21」より)

 

 

さてさて、この街のかたすみで♪一緒によく休日出勤している職場の若手が振替休日。前日夜、「明日は休みなので、ラーメン二郎、店長が代わった店に”試食”に行ってきますよ!」と、ジロリアンの彼らしい決意を述べて職場を出ていった。

 

で昨日、彼から”試食”したラーメンの写真がLINEで送られて来た。アブラとニンニク、かなりいったな…。

 

 
「味はどうだった??」
「いやぁ~、めちゃくちゃ美味いっす!今度一緒に行きましょう!」
 
かれこれ、彼に連れられて何回二郎に行っただろう?それもいくつもの店舗に。一緒に羽田空港に出張で行った帰りに、ある店舗に行ったなぁ。あまりの量の多さに、私が半分ぐらい残したら、店長からそれはそれは厳しい視線が送られてきた。
 
どの店舗に行っても、客のこちらが店長に気を使い、好みを伝える絶妙な店長のタイミングをうかがう。どっぷり化学調味料おととい来やがれ!…いつも身の危険を感じながら食べている。食べた後は必ずコンビニに転がり込み、アイスクリームで口直し。
 
これラーメン二郎、私の不変のリズム。
 
さて、今度その新店長の店に彼と行くとするか。その時には同じ職場にいる健康志向の50代の後輩も連れて行こう。
 
 
チャーシューが1枚と メンマが4、5本と
刻んだネギと海苔だけの それだけの愛情で
ラーメン! 涙を呑み干して
ラーメン! すべてを受け入れよう
俺はまだやれる まだまだ頑張れる 聴こえるよ

ラーメン! 今日も夢がひと切れと
ラーメン! 涙が2、3粒
スープを飲み干して 明日に乾杯をしよう
聴こえるよ あの青春の歌
 

馬場俊英ー「ラーメンの歌」