1年2年は夢のうち まさかと笑って待てば
3年4年は洒落のうち 数えて待てば
5年かければ 人は貌だちも変わる
ましてや男ましてや他人 今日もトーキョー迷子

(中島みゆき「トーキョー迷子」)

 

この東京のかたすみで♪心身ともに迷子になっていたかは知らねども、12月10日早朝、妻と長女は東京を飛び出し、韓国の13人組男性アイドルグループ「SEVENTEEN」(セブンティーン/愛称 セブチ)のライブで大阪、京セラドームまで行ってしまった。

 

我が家の女子たちにしてみれば、同じツアーの2公演目。先月末には名古屋ドームまで行っていた。

 

 

(京セラドーム/長女撮影)

 

「ちょっとパパ、いろんな人のライブに行き過ぎよ」

と妻は言うが、

「ばっか。俺は10日間のうちに名古屋と大阪に行くような参加はしてないぞ」

すると長女が

「ちょっとママ、そういうことを言っちゃだめよ。ライブ参加はお互い様でしょ」

そして長男が口を挟んだ

「僕、ライブに行ったことがないんだよねぇ。そういうの興味ないんだよね」

「…」(妻)

「…」(長女)

「…」(私)

まったく風を読まずに場違い、一番年少のヤツの発言で家族の会話が終わった(笑)。

 

 

LIVEに参加する前に行列ができるお好み焼き店に当たりをつけて、並んでまで食べたようだった。

 

 

さて、そうこうしているうちに私もトーキョー迷子になった自覚はないが、この街のかたすみ♪を飛び出して、会わなければいけない人に会うために静岡県の富士宮市へ。

 

せっかくそこまで行くので、幾つか立ち寄りたい所がある。そこにも行く予定。

 

このページが公開される12月13日の午前10時には富士山麓を走っていることだろう。

 

このあたりの内容をこのシリーズで書くからいろいろ混同してくる。「にじ散歩」👟👟、こちらで後日書く予定。

 

たとえ ひしゃげた日の丸の下でも

 「家族」という土を踏みならして生きてきたんだ
あぁ床をはうほどの汗を ひたたらせ

親父もお袋も働いてきたんだ

霊峰富士の国の頂(テッペン)に

俺たちは生まれてきたんだ

(長渕剛「富士の国」)

 

 

そうそう、毎週日曜日21時からNACK5で放送している松山千春のラジオ番組「松山千春 ON THE RADIO」。今年は大晦日が日曜日ということで、大晦日も放送があると12日の放送で本人が言っていた。

 

元来、紅白はリアルタイムではなくタイマー録画で、観たい歌い手数人を観るだけだけど、今年の大晦日の21時からはNACK5を聴く。これはこれで新鮮だね。

 

余筆だけど「ON THE RADIO」と書く時、浜田省吾の「ON THE ROAD」と混同しないか、何度も書いた文字を見てしまう。ここを間違えるようになったら、抜本的に自分の姿勢と老化を見つめなければいけない(笑)。

 

 

今、 12月8日にフジテレビTWOで放送された「谷村新司 NEW YEARS FESTIVAL'92」(1992年1月@大阪・大阪城ホール)を観ながらこの稿を書いている。懐かしい歌たちが流れて来る。

 

 

11日に執り行われた谷村新司さんの「お別れの会」。19:00まで一般供花もあったのでぜひ行きたかったが、朝から夜までいくつもの重要会議があって行けなかった。

 

谷村新司さんの歌から漂う「哀」が好きだった。その「哀」が私の心の奥にある懐かしさをたたき、幾つもの忘れ難いシーンを呼び覚ましてくれる。

 

あらためて、谷村新司さんのご冥福をお祈りいたします。

 

 

あなたにはあなたには
夢を信じていてほしい
僕は今橋になる
夢を渡らせる為の橋になる

(谷村新司「階-きざはし-」