この街のかたすみで♪、多忙な毎日を送る私も、昨日(12月3日、日曜日)は完全にオフ。何一つ予定がなく、好きなことをいろいろできた。
じゃ、何をしたか??って言うと…ぱっと思い出せないのが50代中盤の最近の私。
覚えているのはギターの弦を張り替えたこと。スーパーアダマスはちょっと前に高額の弦を張っているので問題なく、ヤマハ(写真上)とタカミネ(写真下)の2本を替えた。
とくにヤマハのLAはサイドバックにインディアンローズウッドを使っているので、煌びやかな鳴りとロングサスティン(残響が長い)がとにかくいい。新品弦にするとそれが余計に際立つ。
弦交換とネック、ボディ全体を磨いている時に流していたのは「浜田省吾ON THE ROAD 2022 Welcome Back to The Rock Show “EVE”」(Blu-ray)
このツアーは昨年11月、東京国際フォーラムに参加した。
何度観てもいいライブ。手を止めて、ついつい見入ってしまって、作業を終えるのに時間がかかった。
で、弦を張り替えたばかりのヤマハのギターで、ライブラストの「日はまた昇る」を、映像に合わせて弾いた。
いつ聴いても、いつ弾き語りしても、ほんとに心に沁み入る曲。リリース当日以来、私をずっと支え応援し続けている曲。
で、ランチは長男を誘って、私が行きつけの横浜家系ラーメン。相変わらず美味い。
で、そうこうしているうちに夜9時、”みなさま、お元気でいらっしゃいますでしょうか。松山、千春です”「松山千春ONTHERADIO」
最後にかかるであろう松山千春の曲に合わせて弾くつもりで、弦を張り替えたばかりのヤマハのギターを脇に置いて聴いた。
何が嬉しかったって、最後に松山千春の「風の歌がきこえる」(1985年)をかけたこと。記憶が定かではないが、これまでラジオでかけたことはなかったんじゃないかな?ライブでも基本的に歌われていないと思うし。
個人的には、この歌を聴くと高校3年時、大学入試に挑戦していたあの教室と友だちを思い出す。久しぶりに聴けて本当に感動した。
おお~!嬉しさのあまり、ギターを合わせるのを忘れた。
ここでシリアスに一般論化して書いていないけど、やっぱり普段かけない松山千春の曲が流れてくると嬉しいもの。ましてやおそらに本人の中にもそれほど強くイメージとして残っていないであろう曲であればなおさら。
それはライブでも同じ。歌い慣れたいつもの歌たちを毎ツアー歌うより、これまで歌ったことがない歌、歌う頻度が極めて低い歌…ここまで来るとそういう歌こそ歌って欲しいと思うな。
そうなれば、とくに”幾多の風雪を超えてもまったく変わらず”40年以上松山千春を応援し続けているファンのみなさんは喜ばれるんじゃないだろうか。
松山千春―「風の歌がきこえる」