<2023.11.28>再掲

<2023.11.21>

 

注意展開中のツアー内容記載あり注意

 

浜田省吾

「ON THE ROAD 2023

Welcome back to

The Rock Show youth

in the “JUKEBOX”」

 

 

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(同日、筆者撮影)

 

 

2023年11月12日(日)、横浜アリーナ公演(2日目)に参加した。同公演はツアー10公演目(全20公演)、折り返しまで来た。

 

開場2時間前に横浜アリーナに着いてツアートラックを撮影に行った。2時間も前なのでそんなに人はいないだろうと思っていたら、さにあらず。すごい人だかりだった。

 

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横浜アリーナ入口、予め準備したQRコードでチケットが出てきた。

 

ここまで約40年で、一番ライブに参加してきたのは何といっても松山千春と長渕剛だが、その二人のライブでも経験したことがない座席。

 

どういう席かというと…

 

⓪座席位置を確認した時、気持ちでガッツポーズして、マスクをしている下でニヤニヤしてしまった場所

①私の前に座席なく、そこにはただステージがあるだけの場所

②浜田省吾に対してど正面、ど真ん中ではないが、ステージ向かって浜田省吾のすぐ右にいるギタリストの長田進氏が正面にいる場所

③演出のためステージ後方で炎を打ち上げたが、その熱が伝わり「熱いな」と感じられる場所

④ステージ最前でスモークを打ち上げた曲があったが、それがドライアイスだと分かり、「冷たいな」と感じられる場所

⑤浜田省吾がセンターステージ移動し、かつメインステージに帰って来る時、すぐそこを歩いていて、「ショーゴー~!! ショーゴー~!!」と叫んでハイタッチしたくなった、本来の私ではない私が顔を出しそうになった場所

⑥浜田省吾が使っていたMartinのアコギのロゴと、黒のストラップのMartinのロゴが肉眼で見えた場所

⑦何より浜田省吾がすぐそこで歌っている場所

 

要するに、簡単にいえば、最・前・列

 

超ラッキー、夢みたい。こんなことはもうないだろうなぁ。またあるといいけど。

 

(横浜アリーナ/浜田省吾公式LINE)

 

なので、浜田省吾が登場する前から感激して興奮して、舞い上がって、ハイになってしまった。そのため、記憶が飛んでしまったというか、気持ちがいつもと違うところに行ってしまったというか、そんなこんなでライブ内容をよく覚えていない。

 

ただ歌っている浜田省吾がストップモーションでずっと私の中にいるような感覚。若干メモしたことを頼りにこの稿を書いている。

 

下のオフィシャルフォト、照明がついていれば私の後頭部が写っているかもしれない。

 

(浜田省吾オフィシャルフォト/横浜アリーナ2日目)

 

17:30 オンタイム開演

 

 

1曲目「愛の世代の前に」で浜田省吾が登場した時に気持ちが飛んだと思う。

 

5曲目、差し替えがあるところだが、聴きたかった「愛のかけひき」が来た。感激してさらに気持ちが遠いどこかに行った気がする。

 

その後のMC

 

「自分は誰かの手紙を代筆するような気持で歌を作っているところがある。ここに不器用な男がいる。目の前にいる女性に気持ちを伝えたいのに言葉が出ずに、うまく伝えられない。そんな彼の代わりに俺が手紙を書いたような曲です」(趣意)

 

と話し、「もうひとつの土曜日」

 

ライブに参加する前に、自分でここまでのセットリストと同じプレイリストを作って、何度も聴き込んだ。組まれたセットリストから伝わる流れみたいなものや、ワンステージ全体のイメージを作りたくて。

 

 

その中で、この3曲の繋ぎがいいな、ぜひともライブで体感してみたいなと楽しみにしていたのが下の3曲。ライブで聴いてやっぱりよかった。一気に畳み込むような流れとそこから伝わるパワーは迫力があった。

 

08.DANCE
09.東京
10.MONEY

 

(PHOT/Rolling Stone Japan)

 

センターステージに移動して、「青春の絆」の後、

 

「今日この会場には11,329人もの人がいます。これをすると嫌がる人がいるのは知っているけど(笑)、以前、毎回やるって言ってしまったので、今夜もやります」(趣意)

 

と言って、参加者の年齢層確認。

 

やはり一番多かったのが50代。会場のほとんどがそうだったと言えるほど多かった。次いで60代。青春時代から浜田省吾とともに生きて来られた方々だろう。

 

「年齢層を確認した後でちょっと照れくさいようなところもありますが、次の曲、アルバム『J.BOY』に入っている曲です」

 

と語り、「19のままさ」

 

ここも差し替えがあるところで、「悲しみは雪のように」か「19のままさ」、どっちが来るか。どちらも嬉しいが、やっぱり「19のままさ」。イントロが始まり、一人で拍手した。

 

ちなみに、当然だけど、センターステージとメインステージの間にいる人たちは立ち上がって後ろを向いてセンターステージを見ていた。

 

バックコーラスの中嶋ユキノと竹内宏美はセンターステージには移動せずに、メインステージセンターの最前まで出てきて並んで歌っていた。私の席から二人の声がよく聞こえた。

 

(PHOT/Rolling Stone Japan)

 

「明日なき世代」の後のMC

 

「俺は自分のツアーを”ソングライターの旅”として、自分で作った歌と一緒に全国を旅しています。その旅はどこにたどりつくのかはわからないけれど、今こうやって旅をしていること自体が自分の道だと思っています」(趣意)

 

アンコールのメドレーもよかった。事前のプレイリスト(フルコーラス3曲)でも、いいブロックだなと思っていたので、ライブで体感できてよかった。

 

22-1.今夜はごきげん
22-2.HIGH SCHOOL ROCK & ROLL
22-3.あばずれセブンティーン

 

ラストは「君が人生の時」

 

松山千春の「生きがい」と似た世界を感じる曲。大きく深く歌っていた。

 

20時37分 終演

 

時間を忘れた、あっという間の3時間7分。素晴らしいライブ、夢の中にいるような、我が人生の時、だった。11月12日、昨日見た夢はまだ続いている。

 

 

(横浜アリーナ/浜田省吾公式LINE)