<2024.01.01>再掲

<2023.12.08>再掲

<2023.11.14/25>再掲

<2023.11.11>

 

 

福山雅治が出演する特別番組

 

「NHK MUSIC SPECIAL

福山雅治~時を超えるギター~」

 

が、11月9日にNHK総合で放送された(約45分)。

 

 

(番組案内)NHK

福山は作られてから80年以上が経つ伝説的なヴィンテージギターと言われている名器を所有するも、ずっとこもったような音色が気になっていた。そこで福山は何とかより良いサウンドにするため工場があるアメリカ・ペンシルバニア州の本社に預ける事を決意した。それから4カ月、熟練の名工たちによってそのギターは生まれ変わり、福山はナザレスで全く新しいサウンドと出会う事になる。【ナレーション】守本奈実アナウンサー

 

 

福山雅治が所有する1940年製のMartinD-45

 

「プリウォー・マーティンD-45」と言われる1933~1942年の間に91本のみ製造されたギター。現存する個体自体が少ない超希少モデル、ヴィンテージギター。

 

プリウォーとは「Pre War」のことで、「第2次世界大戦前の」1941年まで製造されたマーチンのギターを指す。

 

またこの時期は『古き良き黄金時代』という意味の『GOLDEN ERA(ゴールデン・エラ)』と言われ、1930年代初頭から1940年代の中期頃までのマーティンの黄金期を指す。

 

福山雅治がそのギターの音色に違和感を感じ、リペアに出した。4か月後、リペアが完了した知らせを受け、福山雅治がアメリカにあるC.F.Martin本社を訪ねた物語。

 

そこで、生まれ変わった「プリウォー・マーティンD-45」を弾いた時の福山雅治の喜びと驚き、よく分かる。深く共感した。

 

番組の後半、このギターがあったから生まれた楽曲「Heart」をプリウォー・マーティンD-45で弾き語りしていた。

 

 

福山雅治 - Heart (Full ver.)

 

下の写真はリペア完了の愛器を最初に手にした際、サウンドホール内の香りを確認する福山雅治。

 

こうする気持ち、よ~く分かる。使っている材それぞれの香りがたまらない。

 

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下の2枚は番組の最後のシーン。ギターを抱きしめる福山雅治。これまたこの気持ち、ほんとによ~~く分かる。

 

リペアして「元に戻ったというよりは、もっとこう、未来へ進んだという感じがしますね」(福山雅治)

 

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この番組はNHK+で11/16(木) 午後10:44 まで視聴可能

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下のモデルはMartinが『GOLDEN ERA』期を終え、製造を再開した1968年製造のMartinD-45。

 

友人が営むアコギ専門店株式会社オットリーヤが今年の2月にリリースしたモデル。中古ながらびっくりするほどの金額。でもすぐに売れた。

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<2023.02.14>

 

さて、友人が名古屋で営むアコギ専門店オットリーヤギター

 

2月12日、もの凄いギター、1968年製 MartinD-45 を出してきた。ギターの価値そのものからするとそうだと思うけど、びっくりする価格!しかし13日、すでにHOLD(商談中)!

 

MartinD-45は1933~1942年の9年間で91本が製造され、そこで一旦製造中止となった。1968年に製造が再開されその年には67本のみ製造。戦後ではもっとも初期の製造。それだけで価値が増す。

 

孫の代まで引き継げるかもしれないが、そもそも子や孫がギターを弾くか分からない。

 

1968年は私が生まれた年。このMartinも55歳。日々劣化、老化の一途の私にどれほどの価値があるか…??

 

 

アルフィーの坂崎幸之助さんも1968年製MartinD-45を使っているので有名だが、そのギターのシリアルナンバーは241137。このギターのシリアルナンバーは241136。坂崎さん所有Martinの1本前に製造されている。

 

で、いくら?………11,000,000円!

 

11万円ではなく、110万円でもない、1桁違う1,100万円!それが既にHOLD!

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これぞ永遠のレジェンドギター…

1968年製 「Martin D-45」

本器はマーチン伝統のドレッドノートボディ40番台最上位モデル「D-45」。1968年製です。





68年は67本しか生産されておらず、数あるD45の中でも別格の位置づけです。
あのCSN&Y、エリッククラプトン、ジミヘン、加藤和彦氏、ガロ、坂崎幸之助氏もこの時期のD45を使用されている事で有名です。

トップにジャーマンスプルース、サイド、バックにハカランダを使用、特に貴重な柾目の材を採用しています。マホガニーSQネック、エボニー指板、エボニーブリッジ、オリジナルのグローバーゴールドペグ(Pat Pend刻印)、縦ロゴMartin、ヘキサゴインレイポジションマーク。

 


ボディバインディング、ロゼッタに施されたアバロンインレイ装飾はD-45ならではの華やかさがあり高級モデルに相応しい装飾です。
指板エンドの周りには黒の樹脂製の帯があります。これは68年、69年の一部にある仕様です。

 

 

戦前のモデルを除けば歴史的価値が最も高い1968年製のD45。


多くのトップアーティスト達はこれに憧れて、70年代のD45を購入して多くの若者に夢と希望を与えていました。そんな貴重なモデルです。
果たして67本の内、何本現存しているのでしょうか?

この価格でお買い得です!と言えば怒られるかも知れませんが、
もしオリジナルフィニッシュの個体なら更に高額かと思います。
歴代のオーナー様によってお金と時間を欠けて蘇った実用性抜群の個体。


オリジナル性には欠けますがそれでも二度と手に入れるのが難しい1968年モノです。
ぜひこれを機に永遠の憧れを手にしてみませんか?


お子様、お孫さんの代まで受け継がれる永遠のレジェンドギターです。

 

(試奏動画)