「ファンでもないのに運だめしで当選したと言うてる人。一生分の運使い果たしたからな〜
」９月27日、大学同期の友人がfacebookにアップしていた。▶昨日はサザン茅ヶ崎ライブの初日。デビュー以来ファンの彼女はファンクラブ先行、一般、リセール、注釈付きすべてのチケット抽選に落選。やり場ない残念さをアップした。▶昔から彼女のサザン愛を知っている筆者はコメントのしようがない。が、どこか微笑ましく感じる文面。彼女は”音漏れ参加”で会場周辺に駆け付けた。終演後「沈む夕日と江ノ島と月の道を見ながらの音漏れも最高でした」▶今朝長女を送る車中、長女の友だちからLINEが入ったようだ。「昨日のサザンライブ、めっちゃよかったよ！今日が命日でもいいと思ったわ！」超高倍率のチケット当選。長女と高校同級生。サザンは24歳の彼女までも夢中にさせている。週末のライブビューイングも全国映画館ほぼチケット完売らしい。サザンはなんと幅広い世代の無数の人々の心をつかみ、支持されていることか。▶サザンビギナーにも入らない筆者は、スマホでサザン楽曲を歌詞を表示しながら聴いている。その時いつも思う。多くの人々の心をつかんでいる理由のひとつはその歌詞にあるのではないか。自分、人生、子ども、故郷、社会、日本、世界、未来、自然、愛、エロス…様々なシーンを桑田佳祐が見事な表現で綴る。聴く人にすれば、サザンの歌が自分の生活の中に入り込んで、それぞれの場面に歌（歌詞）が寄り添いいつも一緒にいる感覚なのではないだろうか。▶ネットニュースはサザンの茅ヶ崎ライブ一色。今夜の「NHK MUSIC SPECIAL」はサザンオールスターズ特別番組～45年経っても"馬鹿でごめんよ"～。サザン、すげぇな！（虹） 2023.9.28―
会場の茅ヶ崎公園野球場（９月27日 朝日新聞）
※「家路」
虹野かなたBlogのコラム。「家路」は浜田省吾楽曲タイトルから。題字はMicrosoft Wordから