この街のかたすみで♪、おめおめと生き抜き、裸足のまんまじゃ寒くて、凍りつくような夜を数え、だけどこの街を愛している拙者、帯状疱疹になった。

 

11日から背中の右側上が痛む。筋肉痛とか凝りとは違う痛み、過去に経験があるぞ。…帯状疱疹の痛みのような気がする。妻に背中を見てもらったら、赤い斑点みたいなものが数個あった。

 

帯状疱疹、すでに3回かかっている。2回目にかかった時は、筋肉痛と思って当分放っておいたのがまずかった。かなり重くなり、10日間、24時間呼吸をするも痛くて身動きがとれない。ほんのちょっと体を動かすだけで激痛が走る。あの時は本当に懲りた。

 

12日、行きつけ・馴染みの皮膚科に駆け込んだ。女性ドクターのやり取り。

 

「ん~、現段階では断言できませんが、おそらく帯状疱疹ですね。あれ?去年も帯状疱疹になってますね」

 

「はい。これでトータル4回目です。そもそも帯状疱疹、そんなに何回もなるんですか?」

 

「一度かかるとそう何度もかかることは少ないのですが、結局、加齢や疲労、ストレスや病気などで免疫機能が低下するとウイルスがまた暴れ出し、かかることはありますね。まぁ、こうやって早い段階で来てくだされば、すぐ薬を処方しますのでそれほど重い症状にはなりませんよ」

 

「ということは、加齢と疲労はもちろんとして、やはりストレスかもしれません。常にストレスの深海に生きている気がしてますので。ところで先生、今、帯状疱疹ワクチンが言われ始めていますが、こんなに何度もかかっている私が摂取してもそれなりに効果はありますか?」

 

「それなりに、という言うか、まったく効果はないですね。少なくとも今回かかったとしたら、向こう10年は接種しても意味がないです」

 

「そうですか~。じゃ接種するのやめときます。10年後じゃ生きているかどうかも分かりませんからね」

 

「ははは。そうですね」

 

軽いやりとりだったが「そうですね」と言われて、ちょっと戸惑った(笑)。

 

昨日(13日)もけっこう痛い。昨日は振替休日だったので、とにかく何もするな、一日ゆっくりした。

 

 
さて、先週妻の両親が福島に行ったそうで、そこで買った桃を送ってくれた。超ビッグサイズ、地元では有名な銘柄らしい。
 
久しぶりの桃、大学院生と大学生の子どもたちが大喜びで、あっという間になくなった。小さい時とまったく変わらない喜びよう。
 
 
 
先週まで、久しぶりに引っ張り出してきた中島みゆきのライブディスク「一会」を何度も観ていた。いつ観ても初めて観たような感覚。
 
何と言えばいいか、気持ちの奥深くまでしっかり食い込み絡みつく歌詞と、中島みゆきの多彩で魅力的な表情、表現。
 
中島みゆき、そもそも哲学者であり思想家と言ってもいいほどだと思うし、年齢を重ねるほど深められた哲学、思想は、詩人と呼ぶにふさわしい言葉使いと表現で、自分のメロディに乗せて聴く人に届けられる。
 
中島みゆき、サブスクにはシングルのみ配信している。それ以外の曲はアルバムで、CDで聴いて欲しい―それが中島みゆきサイドのポリシー。それはそれでいい判断だと思う。それに伴ってYouTubeでもシングルのみ公式音源が公開されている。
 
私自身が大好きな歌たちはシングルでないものが多い。全曲公開されれば、その公式音源を挿入して、書き残しておきたい歌がたくさんある。
 
 
 
 
中島みゆき―「命の別名」

 

 
さてさて、9月6日にリリースされた、浜田省吾のライブBlu-ray。昨年のツアーから、NHKホール公演がパッケージされている。
 
私は11月の東京国際フォーラムに参加したが(NHKホールは事前抽選、当日抽選ともに落選)、その時と同じセットリスト。フォーラムでは、下のオフィシャルフォト撮影用のカメラが目の前にあった。
 
レンズを通すとステージまで距離がある感じがするが、実際にはもっと近い。このアングルで浜田省吾のパフォーマンスを観た。
 
image
 
オリコンのデイリー ミュージックDVDランキング
 
9月5日 1位
9月6日 1位
9月7日 1位
9月8日 3位
9月9日 1位
9月10日 1位
9月11日 2位
9月12日 8位
 
週間 ミュージックDVDランキング
(9月4日~10日)
 第1位
 
さすが。
 
比較してもしょうがないし、無理な話しだけど、松山千春作品のランキングもこういう順位で何行も書いてみたい。
 
12日、やっと落ち着いて観る時間が取れた。
 
去年の感動が蘇る。浜田省吾の歌たちも深く気持ちに絡んでくる。私の好みだけど、やっぱり歌詞の力が大きい。

”その気持ちをそう表現してくれたか”…自分の表現代行のような歌詞。浜田省吾の場合、メロディにも気持ちをくすぐられる。大学時代から聴く度にそう思ってきた。
 
 

 

 

 

浜田省吾―「光の糸」

(「ON THE ROAD2022」から)

2023年9月13日 14時公開

 

今年のアリーナツアー、ラッキーなことに横浜アリーナと有明アリーナの2公演のチケットをゲットできた。

 

両会場ともS席だが、ステージ至近のアリーナ席でなければ、スタンド席がいい。ステージ作りから、浜田省吾のパフォーマンスと音響、照明などをトータル的に楽しむのはスタンド。今から楽しみ。

 

 

ともあれ、13日はゆっくりした。

 

上の浜田省吾と中島みゆきのライブをもう1回ずつ観た。撮りためていた映画を観て、読書もできた。

 

ただ、執念深い貧乏性が情けないほど染みついている拙者、職場のメールをチェックしてせっせと相談に応じ、返信したり…。よせばいいのに。

 

まぁ、浜田省吾のライブの感動と帯状疱疹の痛み、二重の理由で身動きがとれなかった9月13日。