<2023.9.20>

 

9月20日 00:00

 「Relay〜杜の詩」

MV公開

 

9月19日 Yahoo!ミュースオリジナル特集

桑田佳祐インタビュー

 

 

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<2023.9.18>

 

9月18日0:00 配信スタート

 

9月16日放送の「桑田佳祐の優しい夜遊び」

 

(「Relay〜杜の詩」のMV)

ちょっと楽しみにしてくださいね。(桑田佳祐)

 

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<2023.9.16>最新情報掲載

 

サザンオールスターズ 新曲「Relay〜杜の詩」9月18日(月・祝)配信リリース決定!ジャケット写真も公開! 2023.09.10


サザンオールスターズの2023年三部作、新曲第三弾「Relay〜杜の詩」を、9月18日(月・祝)に配信リリースすることが決定! ジャケット写真を公開いたしました!

 

 

 “サザン2023三部作”のラストを飾る「Relay〜杜の詩」は、静謐でありながらドラマチックなサウンドに、大切な場所への愛と、未来への憂い、そして、人々がお互いを慮り対話を行うことへの切なる願いが込められたバラッド。

近代的なビルの間に佇む桑田佳祐のポートレートが、見るものにメッセージを穏やかに訴えかけるかのようなジャケット写真にもご注目です。

配信リリースまで約1週間、楽しみにお待ちください!

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<2023.9.12>毎日新聞記事追加
<2023.9.5記事>

 

 

TOKYOfmで2023年9月2日(土)23:00~23:55に放送された

 

桑田佳祐の優しい夜遊び」

 

サザンオールスターズ45周年の節目の夏に送る新曲全3曲を改めて紹介し、第三弾、3曲目「Relay~杜の詩」を全編初オンエアした。

 

オンエア前には桑田佳祐が歌詞を朗読し、オンエア後には曲の誕生経緯を語った(以下)。

 

以下の二本の公式MVの下には朝日新聞がサザンのこの新曲を取り上げた記事(9月5日付)を掲載した。他に毎日新聞なども取り上げていた。


 


(41:10~)


”なるようになるんだ”と思って生きてきましたけど。誰でも歳をとるんだと最近思いました、さすがに。ん~、なんか、それを理由になにかこう~やめちゃうとかね、老いを理由に、やめるとか諦めてしまうのは…(もったいない。続けるために)適当にやった方がいいかな?っていうふうに思いましたね。

さ、新曲発表コーナー!(スタジオ:拍手)さあ、誰が望むか分かりませんけど、新曲をかけようと思います。サザンです。誰が望むか?って、誰も望んでない。え〜朗読をまずしていいんですか?それではいってみたいと思います。


~桑田佳祐本人が歌詞を朗読~

(以下サザンオールスターズOfficialSiteから確認できる)

 

 


聴いてもらいましょう。9月のサザンオールスターズ「Relay~杜の詩」(読み:りれーもりのうた)

 

~「Relay~杜の詩」全編オンエア~

 

サザンオールスターズ「Relay」という曲でございまして「杜の詩」。これね、英語でRelayって言うんですか?この言葉、単語の成り立ちを調べると、これ聞いたんですけど、「Re」と言うのは「後ろに」っていう意味らしい。「Lay」とう言うのは「残す」というラテン語らしくて。そもそもの単語の成り立ちは「Relay」はそういう意味だったらしくて。

転じて今はご存知のように「繋ぐ」「引き継ぐ」「中継する」とか「伝達する」などの意味で使われて。(…)

先ほど歌詞を読みましたけども、いわゆる「神宮外苑再開発」という問題がありまして。私もボヤっとしていてよく知らなかったんですけども。

実は、3月にお亡くなりになりました坂本龍一さんが、ま、いろいろ提示していただいたこといっぱいあるんですけども、この問題もそのひとつのことなんですけど。それを受け止めて作った曲と言っていいと思うんですけどね。

神宮外苑っていうのは、サザンオールスターズも、お陰様で45年間、ビクタースタジオ(渋谷区神宮前)で音楽を作って、この界隈には大変思い入れがございまして。ま、言い換えればね、ふるさとのような場所なんでございまして。

この問題を、坂本さんがお亡くなりになって、それでいろんな報道を見て、“あっそうなの?”って思ったんですけど。それで私になりに
調べてみて、“あれ?なんか非常にもったいない気がするなぁ”というふうに思ってこの歌詞にしました。(…)四の五の説明はしませんけど、この歌詞の中に、思いは詰め込んだつもりでございます


 

サザンオールスターズ45周年

3ヶ月連続新曲発表

 

【第一弾】

2023年7月17日発表

「盆ギリ恋歌」

 

【第二弾】

2023年8月2日発表

「歌えニッポンの空」

 

 

 2023年9月5日 朝日新聞
外苑再開発、見直し求め作家ら声明 サザン新曲もメッセージ

 多数の樹木伐採に批判が強まっている明治神宮外苑地区(東京都)の再開発をめぐって4日、見直しを求める声明を市民団体が発表し、作家の浅田次郎さんや歌手の加藤登紀子さんらも賛同人として名を連ねた。また、サザンオールスターズは、再開発反対を唱えた故・坂本龍一さんの問題提起を受けて作ったという新曲を発表した。
 再開発事業は、神宮球場と秩父宮ラグビー場の建て替えや、高さ約200メートルの超高層ビル2棟を新築するなどの内容。三井不動産や宗教法人・明治神宮など4者による事業で、837本を植樹する一方、700本以上の高木を伐採する計画に対し強い批判がある。
 4日、作家の森まゆみさんらが共同代表を務める「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」が声明を出し、都条例に基づく環境影響評価が「不十分」と指摘。小池百合子知事についても「環境を守る手段をとろうとはしていません」と批判した。
 78人の「賛同人」には、映画監督の青山真也さん、俳優の秋吉久美子さん、作家の椎名誠さん、政治学者の中島岳志さんらも名を連ねた。
 一方、3日には、サザンオールスターズが新曲「Relay(リレー)~杜(もり)の詩(うた)」の歌詞を公式サイトで発表した。
 「誰かが悲嘆(なげ)いてた 美しい杜が消滅(き)えるのを」などとうたい、「意志を継(つ)ないで この杜(ここ)が好きだよ」と締めくくる。ボーカルの桑田佳祐さんは2日、ラジオ番組で「坂本龍一さんが提示していただいたことがいっぱいある」と歌に込めた思いを明かした。
 3月に死去した坂本さんは生前、「目の前の経済的利益のために貴重な神宮の樹々(きぎ)を犠牲にすべきではありません」とつづった手紙を小池知事らに送り、大きな反響を呼んだ。作家の村上春樹さんも6月、ラジオ番組で反対を表明し、注目された。
 再開発は3月に工事が始まり、2036年完成の予定。事業者側は7月に住民説明会を開催し、高木の伐採を9月以降に始める考えを示した。(本多由佳、土舘聡一、野城千穂)

 

毎日新聞「余録」 2023年9月9日

 作家の浅田次郎さんは先月、日本航空の機内誌の連載欄に「東京の緑」と題したエッセーを寄せている。東京はニューヨークや北京に比べ「緑多き都」であり、その理由は江戸期に整備された旧武家の大名庭園などの緑地にあると考察している▲東京・明治神宮外苑の再開発に異を唱えた音楽家、坂本龍一さん(故人)と浅田さんはともに東京生まれ、同学年だ。浅田さんは坂本さんの行動に「ふるさとの変容を希(のぞ)む人はいない」と共感し、再開発を「未来の国民に資するとは思えない」と論じている▲多くの樹木を伐採することなどが問題化している神宮外苑の再開発は、東京都が工事を認可してから半年以上過ぎた。だが、見直しを求める声はなお広がっている▲バンド、サザンオールスターズの桑田佳祐さんは、再開発を憂えた新曲「Relay~杜の詩」を発表した。デビューから45年、外苑近くのスタジオで創作活動をしてきたため「ふるさとのような場所」への思いを託した▲市民団体が計画見直しを求め公表した声明には、浅田さんら各界の81人が賛同した。そして、ユネスコの諮問機関であるイコモス(本部・パリ)による、再開発撤回を求める緊急要請「ヘリテージアラート」が続いた▲外苑は大正期に整備されたが、イコモスの要請は「17世紀より保全、創出されてきた『庭園都市パークシステム』の枢要部に位置する」と強調した。浅田さんの指摘と通底しよう。大規模伐採に進むのか、正念場を迎えた「東京の緑」だ。

 

 

 

(筆者記事 2021年11月19日)