松山千春が札幌・真駒内屋外競技場で5万人ライブ(公式発表は5万1千人)を行ったのが1982年7月24日。今日はあの日からちょうど41年の日。

 

いちファンとして、”松山千春にもそんな時代があったんだよ”という懐古とか、過去の栄光にしがみつくなどというものではなく、いつも自分の中にあり、いつも響き、いつも輝いているもの。今あるもの。

 

 

他の何人かのミュージシャンがやっている(やっていた)ように、その人のキャリアにおいて大きなエポックとなったアルバムをリマスタリング再販したり、イベントの上映会をやったり…昨年の40年の日に向けて、松山千春サイドになにかやって欲しかったのは正直な気持ち。

 

もちろんそういう企画を考え、打ち出すタイプではないことを五百も承知。

 

もう今後、あのイベントが蘇ることはないだろうなぁ。

 

松山千春―「大いなる愛よ夢よ」(1982年5万人ライブ)

 

 

今年7月10日に、日本コロムビア松山千春ページに「松山千春 OFFICIAL FAN CLUB『千春を見守る会』から会員の皆様へのお知らせ(2023/7/10付掲載)」(☜リンク)が掲出された。

 

タイトルのとおり、秋のコンサート・ツアーのファンクラブ(「千春を見守る会」)優先チケット抽選申し込みに関する案内。

 

ただ、記事を読んでみると2/3は、2023年7月31日(月)までにファンクラブに申し込み手続きをすれば、秋のコンサートの優先チケット抽選申し込み対象となりますよ、という告知を通じたファンクラブ新規入会を促すもの。ファンクラブに入って欲しい気持ちが伝わる。

 

であれば、記事タイトルにもう一工夫欲しかったかな。上のタイトルじゃ、ファンクラブに入っていない方は記事にアクセスしない可能性が高い気がする。

 

一人でも多くの方にファンクラブに入って欲しい、帰ってきてほしいと思っているので、何の訴求力もないが、ファンクラブ記事を活用して下のリンクの記事を自分で書いて7月11日にアップした。

 

 

 

 

一方、中島みゆきのオフィシャルサイト。

 

7月5日に「速報!2024年、中島みゆきコンサート開催決定!」(☜リンク)とのタイトルで記事を掲出した。

 

ファンクラブ会員への案内を入れつつ、加えて内容の多くが中島みゆきファンクラブ「なみふく」への入会を促すもの。8月31日までに入金を完了された方はファンクラブ優先チケット抽選に申し込みできますよ、と。

 

このタイトルであれば、ファンクラブ会員であろうとなかろうと、少しでも中島みゆきに興味を持たれた方がまずはアクセスする可能性が高いだろう。

 

”ファンクラブ、入ろうかな?”と気持ちが動く。

 

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冒頭に書いたエポックとしてのアルバムの再販や、イベントの上映会などあくまでひとつの例だけど。

 

なんらかそうしたアクションがあれば、松山千春ファン歴40~47年級の方々も、長年のファンの方々も、数年前にファンになった方々も喜ぶことは間違いないと思う。

 

また、何より、1983年のアルバム『今、失われたものを求めて』を最後に、あれ以来40年、松山千春をまったく聴いていないという方々、それまでのアルバムを聴いていて、もう小さくなって見えない可能性はあるけど、”千春シーズ”が残っている方々へのきっかけになる可能性だってある。

 

「あのイベント(アルバム)は若い頃の思い出として自分の中にあるよ。久しぶりに観てみようか(聴いてみようか)」

 

新しいファンが増えるようにと思うし、あの当時のファンの方々にまた松山千春を聴いて欲しいとも思う。できればファンクラブにも入って欲しいと願う。

 

何かキャンペーンを打ったり、掲出する記事のタイトルや内容、タイミングなどにちょっと工夫を施すだけでも、小さいかもしれないけど、何らかリアクションがあるんだと思う。