松山千春、全国ツアーのファイナル地元札幌で開催 
札幌冬季五輪は反対「やるなら夏季大会だろ」


[2023年6月28日21時0分]日刊スポーツ

 

 記事に誤記あり 

記事中の下線=誤記箇所は筆者付す。おそらく27日の公演をベースに記事を作りつつ、27日と28日の公演をひっくるめたような内容で書き、28日の公演としている。トークの内容までは筆者の立場では照会不可。また、発信時刻もどの記事も6月28日の21時だが、28日のその時刻はまだ公演中だった。
その下にリンクした他紙の記事(他にも多くあるが2紙のみリンク)も同じ記事、同じ誤記。

 

 

デビュー47年目を迎え、通算83枚目シングル「慕情」を発売した歌手松山千春(67)が28日、春の全国ツアーのファイナル公演を、出身地である札幌のカナモトホールで開催した。全国23都市で全24公演を走り抜けた。

コロナ禍で規制されていた声出しが解禁となって初の凱旋(がいせん)公演。会場内の各所からは待ってましたとばかりと「千春コール」が響き渡る。「愛が全て」で幕を開けたステージは「銀の雨」「かざぐるま」と、懐かしい曲で会場を盛り上げた。

公演は2部構成で、1部は千春の真骨頂である恋愛の曲が中心。2部では「フォークシンガーとしての松山千春を前面に出した」構成で展開された。

また、札幌の誘致を訴えている冬季五輪については「秋元(克広)札幌市長はその気になっているみたいだけど、俺はもう十分だと思っている。冬季五輪はいらない。どうしてもやりたいなら夏季大会だな、札幌でやるなら夏の大会だろ」と会場を沸かせた。

さらにロシアのウクライナ侵攻に対しては「これは真面目な話」とした上で、「(G7広島サミットで)せっかく広島に主要国の首脳が集まって、さらにウクライナからはゼレンスキー大統領まで来たのに、話し合われたのは武器を提供する話ばかりだった。岸田(文雄)総理は、議長国として何でG7として停戦の呼びかけをしなかったのか。俺はウクライナの人たちやロシアの人たちの血を流す戦争は見たくない」と訴えた。その上で「与党も野党も成功だったと拍手喝采だったが、俺は大失敗だったと思っている。せっかく広島で開いた意味がなかった」と持論を展開した。

公演はほか「スタンス」や「我が家」、さらに「長い夜」「大空と大地の中で」など全19曲を歌い上げ、ダブル・アンコールではギターの弾き語りで「凡庸」を力いっぱい熱唱した。

 

 

2023年6月28日北海道新聞

 

2023-06-28 21:00 ORICON NEWS