2023年5月7日
「松山千春
 ON THE RADIO」(3)


「コンサートはファンのみんなと俺との生存確認だ」

「コンサートは俺とお前たちとの時間の共有だ。全然違うところで生きている人たちが時間を共有するんだ。こういうことはあるようでない」

 

―コンサートに対する松山千春の変わらざる思いと松山千春なりの意味を改めて語った。

 

この語りの前か後に、ライブのトークでほぼ常套句になっている「なぁ、だから俺の歌を聴きたいやつは、●で■■を聴け」と言い出さなくてよかったわ。

 


(22:40~)


(コンサートは)時間の共有ですよ。ほんとにそう思いますよ。
コンサート、何が楽しいかってな、みんなで同じ時代、同じ時間を共有するんだもん。2時間半から3時間。これなかなか無いことだべや。

そうやって考えたらね、俺にとってはもう全国各地でやるわけだけど、その2時間半がどれほど重たい、重大なる2時間半か。

そう思いながらね、毎回歌っていて。幕が下りるのを見ると寂しくなるな。幕が上がる時はいいんだよ。みんな、わぁ~とか言ってね。あの下りていく時のね、寂しさってのはね、これは歌っている者にしかなかなか分からないもんじゃないかなと思います。

 

歌えるうちに歌っておきたい

心のすべてを想いを

戦えるうちに戦っておきたい

力の限りつきるまで

 

松山千春―「Message」