さて、先週も忙しく、昨日(4月9日)は朝から3件約束があり、体が空いたのは14時半過ぎ。

 

どういう用件であれ、人と会うことは大切なこと。会ってこそ通じるものもあり、こちらも新鮮な気持ちになる。

 

 

先週、突然寺尾聡のアルバム『Reflections』のジャケット写真とそこに収録されている「HABANA EXPRESS」が浮かんできた。相当久しぶりに聴きたくなって、AppleMusicでDLして毎日聴いていた。

 

私が中学2年の時、1981年4月にリリースされ160万枚を超える大ヒット。私も発売日に購入し、当時毎日聴いていた。このアルバムが好きだったということあると思うが、あれから42年も経っていても私の中ではまったく色褪せていない。

 

「HABANA EXPRESS」「二季物語」「SHADOW CITY」「出航 SASURAI」が特に好きだった。

 

寺尾聡―「HABANA EXPRESS」

 

 

 

ちなみに、これまで何度も書いてきたことだけど、このアルバムには「ルビーの指輪」も収録されている。「ルビーの指輪」は同年2月に発売され、TBSのザベストテンでは12週連続1位をキープしていた。

 

13週連続1位か?ということころで、それを阻止したのが松山千春の「長い夜」。アルバム『Reflections』はいつも「長い夜」とのセットで記憶されている。

(「長い夜」を歌う松山千春/1981年)

 

 

 

それはそうと、昨日の午前中、がんが判明して自宅寮寮している先輩の自宅にお見舞いにうかがった。自宅に設置したベッドに横になられていた。

通院しながら抗がん剤と放射線治療を始めたという。抗がん剤の副作用もまた経験者でないと分からないだるさや吐き気、食欲低下、脱毛などがある。

 

イチゴを持って行ったが、「食欲が出ないでの、こういう果物が有り難い」と喜んでくださった。

 

「必ずよくなりますから。みなさんが応援しています」

 

私が十九歳の時母のがんが判明し、二十歳になった2か月後亡くなった。あの時、私たち家族をどれほど多くの人たちが励ましてくださり、支えてくださったことか。

 

そのことへの恩返しの気持ちもあり、十八歳の時から思ってきたことでもあった決意、これから私自身が人々を応援していく人生を、と決めた。二十歳の決意、と言えばそうだろう。

 

その決意をずっと自分自身に言い聞かせながら生きて来たつりもりである。

 

2001年、そうした決意を後押しするような長渕剛の曲が出た。「勇気の花」、今も大切にしている大好きな曲。

 

(長渕剛「勇気の花」抜粋)

 

長渕剛―「勇気の花」

(2004年桜島オールナイトライブ公式音源)