<2023.3.24 ILで公式「追告」動画挿入>
<2023.3.18記事>
【映画】
生誕50周年記念作品
『シン・仮面ライダー』
■公開日:2023年3月17日
■鑑賞日:2023年3月18日
解 説 (映画.com)
1971年放送開始の特撮テレビドラマ「仮面ライダー」を、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「シン・ゴジラ」の庵野秀明が監督・脚本を手がけて新たに映画化。
主人公・本郷猛/仮面ライダー役に「宮本から君へ」の池松壮亮、ヒロイン・緑川ルリ子役に「賭ケグルイ」シリーズの浜辺美波、一文字隼人/仮面ライダー第2号役に「ハケンアニメ!」の柄本佑を迎え、新たなオリジナル作品として描き出す。
ルリ子の兄・緑川イチローを森山未來、父・緑川弘博士を塚本晋也、秘密結社SHOCKERの上級構成員・ハチオーグを西野七瀬、同じくSHOCKER上級構成員のコウモリオーグを手塚とおるがそれぞれ演じる。テレビアニメ「ヨルムンガンド」「天元突破グレンラガン」などで知られる作曲家・岩崎琢が音楽を担当。
2023年製作/121分
配給:東映
オフィシャルサイト
スタッフ・キャスト
監督:庵野秀明/原作:石ノ森章太郎/脚本:庵野秀明 ほか
キャスト:池松壮亮(本郷猛/仮面ライダー1号) 浜辺美波(緑川ルリ子)
柄本佑(一文字隼人/仮面ライダー2号) ほか
公式動画
『シン・仮面ライダー』予告
公式「追告」動画(2023年3月23日公開)
「シン・仮面ライダー」追告
所 感
入場者特典で「シン・仮面ライダーカード」(2枚入り)がもらえた。もらう段階では絵柄は選べない。私がもらった中には一文字隼人役の柄本佑とクモオーグ(昔の名称では怪人クモ男)が入っていた。
監督・庵野秀明ワールドの作品ということだろう。現在の仮面ライダーシリーズを観ている人たちには抵抗なく観られる作品だと思うが、50年前の仮面ライダーが自分の中で生き続けている私が観ると、「50年の歳月は大きいなぁ」というのが正直な感慨。
設定は50年前と変わりはないが、その意味合いがまったく違う。映像処理も効果音もBGMも現代手法で行われている。それ自体はレベルの高いものだった。
エンドロールに入る前の約5分で、何となく私の時代の仮面ライダーを想起できたが、インパクトは弱く小さい。きっとこの作品を鑑賞する世代によって、評価が大きく二分されるのだろう。
これは作品の問題ではなく、21世紀、2023年の今、50年前から私の中に生きている仮面ライダーを求めるのは私自身の時代錯誤というもの。あの当時の仮面ライダーは、私の中では生き続けているしこれからも生き続けるが、現代から見た時、もう死んでいるのかもしれない。
生誕50周年「仮面ライダー」メモリアル映像【庵野秀明構成】
関連情報
「THE仮面ライダー展」東京展