2023年3月5日
「松山千春
 ON THE RADIO」(2)

 

足寄高校の卒業式に参列した話の流れで、番組の中盤、自身の高校時代の思い出を語っていた。ファンのみなさんの中では有名な話、高校の学園祭で、当時足寄高校1年だった松山千春が飛び入りで岡林信康の「私たちの望むものは」を歌ったことを改めて語った。

 

その後「自分を慰めてくれたのはフォークソングだった」と言いながら、松山千春が高校生だった当時流行っていたガロの「学生街の喫茶店」をかけた。

 

松山千春の語りの下に、2006年に松山千春がカバーした岡林信康「私たちの望むものは」の弾き語りLIVE音源(2018年ツアーから)と、ガロの「学生街の喫茶店」の公式音源を挿入。

 

(20:57~)


俺は高校入ってから、1年、2年、3年と学祭、前夜祭、そういう時にみんな3年生や2年生が歌んだ。で、1年生誰か歌ってくれませんか?って言った時に、周りの良生(よしたか=柚原良生)とかな、あと、俺がギター弾いて歌っているのを知ってる連中、いっぱいいたから。

“千春、お前行って来いよ。お前しかいないよ”とか言われながら、調子に乗って出ていって。「私たちの望むものは」、岡林信康。彼の曲を熱唱しまして。これがうけにうけ、2年生の時には、それこそ「さよならをするために」とかそういう歌を歌ってたんじゃないかな?

だから俺の同級生、また、上(の学年)、下(同)は俺がアマチュアで、まだフォークシンガーを目指そうとかそういうことじゃなく、ただアマチュアとして歌ってたっていうのをね、まぁ、今でも覚えてくれているかどうかは分からないけどなぁ。楽しかったわなぁ。

なんせ、そのフォークソングとなったらね、“千春、頼む。一曲、一曲”みたいなね。で、ついつい(ステージに)上がっては歌ってたなぁ。(…)いい思い出だなぁ。
(…)
そんな高校時代、俺の心を慰めてくれたのはやっぱりフォークソングなんだよ。1973年、ガロ「学生街の喫茶店」

 

松山千春―「私たちの望むものは」(弾き語り音源/岡林信康Cover)

ガロ―「学生街の喫茶店」