ティアーズ・オブ・
ザ・サン
劇場公開日:2003年10月15日
解 説 (映画.com)
内戦下のアルジェリア、米軍特殊部隊ウォーターズ大尉は、難民治療にあたっている女医リーナ救出の任務を命じられる。しかし彼女は難民を見捨てて自分だけ助かるわけにはいかないと救出を拒否、ウォーターズと7人の部下は、リーナと共に28人の難民を救出することを決意する。が、非武装地帯までの60キロには、彼らの行手を阻む300人もの反乱軍兵士たちがいた。監督は「トレーニング・デイ」のアントワン・フークワ。
2003年製作/118分/アメリカ
原題:Tears of the Sun
配給:ブエナビスタ
スタッフ・キャスト
監督 アントワン・フークア
脚本 アレックス・ラスカー/パトリック・シリロ
撮影 マウロ・フィオーレ
俳優 ブルース・ウィリス/モニカ・ベルッチモニカ・ベルッチ/コール・ハウザーコール・ハウザーほか
所 感
俳優ブルース・ウィリスさんが前頭側頭型認知症と診断されたことを家族が公表したのが今年の2月16日(現地時間)。ウィリスさんは昨年3月、失語症のために俳優業からの引退を表明していたが、病状が悪化して認知症になったという。
そのブルース・ウィリスさんの功績を称える意味だと思うが、毎日映画を放映しているテレビ東京「午後のエンターテインメント 午後のロードショー」では”3週連続!ブルース・ウィリス”と題して、かつてブルース・ウィリスさんが主演した作品を放映している。
2023年2月24日はこの「ティアーズ・オブ・ザ・サン」。アメリカ軍特殊部隊のウォーターズ大尉(ブルース・ウィリス)は、決して上からの命令遵守一辺倒ではなく、人の気持ちが分かるリーダー。
命令違反と分かっていながら、このままでは反政府軍によって殺戮されることが目に見えている難民一団の救助にあたる。その大尉の気持ちに呼応したまた心ある部下たちとともに、圧倒的多数を誇る反政府軍との命懸けの戦闘を開始する。
私個人の琴線に触れるシーンが多かった。激しい戦闘を描きつつ、人の心にスポットを当てる。少なくとも3回泣けるシーンがあった。いい作品だった。