🎍謹賀新年🎍

 

 

🌄昨年は拙いブログにお付き合いくださり

ありがとうございました。

「書けるうちに~書いておきたい~♫」

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。富士山

 

2022年12月31日、大晦日の朝、厄介なことが起こった。


iPhone(13)がまったく作動しない。トップ画面や両サイドのボタンもまったく作動せず、強制終了(電源OFF)さえもできない。

 

ネット(PC)でクリアの仕方を確認した。通常のクリア方法はボリュームアップボタンを1回押して放し、その後すぐにボリュームダウンボタンを同じく1回押して放す。その次に右側の電源ボタンを長押しすれば画面全体がAppleマークに変わり、強制終了、再起動できるが、それが出来ない。

 

ここに来て自ら外との接触を断つ隠遁生活に突っ込んでいくのか??まったく使っていないipadで急を凌ぐしかないか?…。手こずること1時間半。その様子を見ていた妻がApple社のオペレーターに繋いでくれた。

 

 

その方も上と同じ方法を教えてくれた。「お客様、ボタンを3回押す時に微妙なリズムがありまして。”トン、トン、ギュー”です。それでやってみてください」

 

「なるほど」

電話が繋がっているのに無意識に”トン、トン、ギュー”と声に出してやってみたら、強制終了~再起動ができた!

 

「ありがとうございます。この”トン、トン、ギュー”のことも案内ページに書いたらどうですか?」

「お客様、これを文字にしたらしたで、読解が難しい場合がありまして…」

 

たしかに。口頭(音)で言われたからすぐに出来たんだよな。2022年、家族以外の方との最後の会話がお礼で終えられてよかった(笑)。


単純なもので、これで晴れやかに新年を迎えられる。

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数日前、「64,409名の会員がいる浜田省吾のファンクラブ」(夢野旅人さん)から会報と、浜田省吾ファンクラブ名「Road and Sky」のロゴが入った箸が届いた(以下写真)。

 

 

2022年の端(はし=終わり)と、2023年の端(はし=初め)を箸で繋ぐ…なかなか気の利いたグッズ。一度食洗器にかけた後、今晩から早速使うことにする。

 

箸袋には「冬来たりなば 春遠からじ」と入っている。2009年のファンクラブイベントのタイトルでは「春来たりなば夏遠からじ…」と表現していたこともあった。

 

「冬来たりなば 春遠からじ」―イギリスの詩人・シェリーが1820年に発表した「西風の賦」という詩の一節。久しぶりにこういう場面でシェリーの詩に触れられて嬉しく思った。

 

(浜田省吾/2022年1月6日・7日 日本武道館)

 

「冬が来たということは、春は近い」…辛く苦しい時期を耐え抜けば必ず幸せが訪れるという、希望の言葉と言っていい。

 

古来、先哲たちが同じ趣旨の言葉を残し人々を励ましてきたし、現代の歌の中にも同じ主旨の歌詞を見ることがある。

 

「闇が深ければ深いほど、暁は近い」という言葉も同じ主旨で、困難や苦境が窮まれば窮まるほど、実はそれを乗り越える時が近い。

 

中島みゆきの楽曲「空がある限り」の中には「これから朝に転じる前が 夜のいちばん寒い時間でしょう」とある。これもまた同じ主旨。一番寒い時間こそ、夜明けがすぐそこに来ている前兆。

 

長く続く苦境、苦しみ、悲しみ。もうダメだ…まさにその時こそ、実はそれを乗り越える時は間近。事窮まった時こそ夜明けは近い。

 

ここまで頑張ってきたんだ。

諦めるな。投げ出すな。

 

年の初め、あらためてそんな力強い意味を確認した。

 

浜田省吾―「日はまた昇る」
 (ON THE ROAD 2011 "The Last Weekend")