<2022.10.29記事>

 

さだまさしデビュー50周年キックオフ

 

「デビュー50年の軌跡、歴史、さだまさし 手紙・はがき記念展」

 

1階展示スペースの一角に”さだポスト”が置かれている。ここに投函するとデビュー50周年記念デザインの消印が押され郵送される。会期中、毎日17時に回収。

 

26日に行った折、送り主は私、妻と長女あて連名ではがきを投函した。

 

28日に自宅に届いていた。そのオリジナルの消印は以下。

 

 

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<2022.10.27記事>

 

さだまさしデビュー50周年キックオフ

 

10月26日(水)、「デビュー50年の軌跡、歴史、さだまさし 手紙・はがき記念展」へ

 

平日にもかかわらず、多くの方々(ほとんど60代以上と思われる女性)が来場されていた。

 

【デビュー50年の軌跡、歴史、

さだまさし 手紙・はがき記念展】
●日 程:2022年10月21日(金)〜10月30日(日)
●時 間:11:00~20:00
●会場:東京中央郵便局および

旧東京中央郵便局長室(KITTE丸の内4階)

 

(会場:東京中央郵便局)

 

 

(小針画伯による描き下ろしホワイトボード)

(同局1階展示コーナー)
さだポスト
ここに投函するとデビュー50周年記念デザインの消印が押され郵送される
 
image

4階の「旧東京中央郵便局長室」には、さだまさしの略年表と、「案山子」「償い」「風に立つライオン」「Birthday」の歌詞とそれぞれに対する「さだまさしコメント」がボードで展示されている。このコメントの内容がとてもいい。

 

 

「Birthday」に寄せた本人コメント(私のメモによる)

 

 幾つになっても誕生日のたびに「おめでとう」と言ってくれて本当にありがとう。ある時、もういい歳なんだからめでたくはないよと言ったらあなたに叱られました。

 生まれてきた理由を思いながら人は人生を生きるのだから今年も誕生日を迎えられたことに感謝をしなさい、と。その通りですね。誕生日は「命懸けで私を産んでくれた」母に感謝する日だということをあなたに教わりました。自分が生きている場所を不安に思ったり、自分の能力に疑問を持ったり、繰り返し自分を襲ってくる「孤独と恐怖」を、あなたの「おめでとう」で乗り越えられた気がします。

 私もあなたの一番の応援団としてエールを送り続けます。お誕生日、おめでとう!

 

「案山子」に寄せた本人コメント(同上)

 

 お母さん。僕は中学からヴァイオリン修行のために独りで東京に出ました。温かな下宿とは言え、さぞや心細かろうと、あなたは毎週手紙をくれました。最後に必ず「お前を信頼しています、母より」と書いてありました。「孤独に負けない」あなたの手紙によって僕は強くなった気がします。

 弟が中国語の勉強の為、高校卒業と同時に台湾大学に留学しました。あの時もあなたは弟に毎週手紙を書いたのでしょう。僕は弟に仕送りをしながら、いつも心で「頑張れ」と願っていました。

 「案山子」というこの歌は僕が25歳で書いた歌ですが、時と共に代表曲と言って下さる方が増えました。独りぼっちの誰かのエールになったら嬉しいですね。

 

案山子/さだまさし(まさしんぐWORLDコンサート「カーニバル」)

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会期中、さだまさしがどこかで一日局長に就任する、という情報はさだまさしオフィシャルサイトで伝えられていた。それはきっと26日だと思い込んで行ったが、25日だった。