2022年9月18日
「松山千春 ON THE RADIO」(4)

 

番組の最後に、この日が誕生日の俳優・中井貴一さんに触れ、一緒に出演した映画『極道戦争 武闘派』について、振り返っていた。

 

最後にこの映画の主題歌、自身の「純-愛する者たちへ-」をかけて番組を終えた、

 

調べたら、中井貴一、貴一がどうやら(今日9月18日が)誕生日みたいでな。ま、貴一とは映画『武闘派』(正式タイトル『極道戦争 武闘派』1991年作品)か。

ずいぶん一緒に飯食ったり、遊んだりしてましたからねぇ。あいつは61。考えたら、あいつも還暦越えちゃったんだからねぇ。まぁ、こっちは今度67になるんだけどなぁ。



あの「武闘派」の時には、もうだいぶ(俺の)毛が薄くなってきたんだけど、頑張って持ちこたえて撮影してた、っていうね。なかなか、面白かった、って言えばね。

やっぱり東映の太秦、ああいう所で仕事ができるっていうのは、光栄と言えば光栄なことだったわなぁ。京都で、また福岡で、いろんなロケもやらせていただきました。

松山千春、今年12月16日で67になります。まぁ、あの映画をやってた頃はほんとに若かったなぁ~ぐらいなね、気持ちですけど。

今回最後の曲は、
松山千春「純-愛する者たちへ-」

※「純-愛する者たちへー」シングル写真は夢野旅人さんブログから

 

この映画、1991年11月公開と同時に松山千春ファンの後輩と一緒に新宿に観に行った。

今から31年前、当時から俳優としての評価が高かった中井貴一とのダブル主演で、松山千春がどういう演技をするのか、比較されてしまわないか、正直心配だった。

 



映画が進むにつれて「いやいや、松山千春の演技、結構やるよな」と嬉しくなって隣の席の後輩と話したのを覚えている。


本人が言っていたとおり、松山千春当時36歳間近。若かったし、髪の毛もぎりぎり持ちこたえていた。

 

何の映像だったか記憶にないが、この映画のメイキング映像のようなものを見たことがある。埠頭?海に面した倉庫街みたいな場所で中井貴一と松山千春が話しをしているシーン。

 

かなり風が強く吹いて松山千春の髪の毛が持ち上がった。そのシーンを見て

「あれ?!こんなに髪の毛が少なくなっちゃった!」と思ったのを確かに覚えている。

1991年は社会人2年め、23歳。私自身もこの映画と当時を懐かしく思った。

 

アルバム『純』の中では、このタイトル曲よりもむしろ「冬の嵐」のインパクトと感動がとにかく強く、「冬の嵐」は今でも弾き語りしたり、好んで聴く曲のひとつ。

 

松山千春-「純-愛する者たちへ-」(1991年)

 

松山千春-「純-愛する者たちへ-」
(弾き語りLIVE/2018年)

 

松山千春-「冬の嵐」(1991年)

 

 

「純-愛する者たちへー」