さて、大阪に住むオオクワガタブリーダーの方が、オオクワガタ♂(74㎜/2022年7月中旬羽化)、♀(47㎜/2022年6月羽化)各一頭送って来てくださった。

 

その方が昨年、大阪の北摂地域で天然採集したオオクワガタ二頭、♀38㎜と♀40㎜からぞれぞれ生まれた♂と♀。天然採集した後、自然界で既に”持ち腹”個体になっていると推察して、自宅でブリードしていない。

 

そこから生まれたので、それぞれ親が違う(父親は同じ可能性はあるが)、完全に天然の2代目ということになる。貴重な個体、有り難い。

 

 

 

 

そういえば、8月24日、ふるさとの山梨に帰り、両親の墓参りに行った際に、ノコギリクワガタ3頭(♂2,♀1)とカブトムシ♀を捕まえた。

 

祖父母や両親はじめその地域の方々の墓地は山の中腹にあり、墓地の周囲にはクヌギの木がたくさんある。小学生の頃、よくここにもクワガタやカブトムシを採りに来たものだったが、あれから40数年経ってもまだいたのが何か嬉しかった。

 

(ノコギリクワガタ・ペア)

(上:カナブン/下:カブトムシ♀)

 

計測しなかったけど、65㎜ぐらいあったかな?結構大きなノコギリクワガタの♂だけ持ち帰って、友人のお子さんに上げたら、とても喜んでいた。

 

見つけて捕まえた時のワクワク感は、子どもの頃とまったく変わっていない。年齢を重ね、腹は出ていないが髪の毛は減り、風貌も完全に50代中盤になっちゃったが、こういう時の気持ちは少年のままだなぁ、と客観的に自分を思っていたら、私のムシ採りを嫌がった家族はとっくに車に向かっていた。

 

TUBE―「夏立ちぬ」(2022年)

 

子供の頃にずっと思い描いた
未来の国に暮らしてる
空を飛ぶ自転車や宇宙旅行は
とっくに夢じゃない
うちわ
扇風機
蚊取り線香
風鈴
クワガタ
カブトムシ
浴衣
夏祭り
ふとよみがえる
今も君は元気ですか

 

(TUBE「夏立ちぬ」)