7月31日にさいたまスーパーアリーナで開催された格闘技イベント「RIZIN.37」
私は仕事で行けなかったが、参加した友人がタオルをお土産に買って来てくれた。いい試合ばかりだったそうで、彼らも満足していた。
今日(8月2日)はこれまでにない記録的な暑さになるとのこと。朝の段階で埼玉では42℃と予想されていた。東京FMではアナウンサーが「危険な暑さです」と呼び掛けていた。
ちょっと外に出てみたら、暑い。陽光の重さを感じる、空気が固まりでぶつかって来る暑さ。こういう時は外に出ないのが一番だが、記録的な暑さを体験してみたいな…子どもじみたところがある。
ランチは、人気行列店の蕎麦。香り漂う蕎麦が美味い。
今日(8月2日)、大学3年の長男がニ泊三日のゼミ合宿に出かけていった。長男が入っているゼミは相当勉強させるゼミで、ゼミ合宿さえもゼミ旅行、飲み会や親睦のムードはなく、2日間、まるまる議論や発表を行うそうである。
2年からゼミに入っていて、これまで2回、ゼミ合宿の計画が持ち上がったが、すべてコロナの影響で中止。彼らの学年にしてみれば初めてのゼミ合宿、実現できてよかった。
今の大学3年生、去年は「大学2年生問題」として新聞で頻繁に取り上げられていた。2020年4月に大学に入学したものの、コロナの影響で入学式もなかったり、授業は最初からオンライン、クラブ活動も当然できないなど、大学生らしいキャンパスライフを送れていなかった。
その影響で、友人ができない、勉学へのモチベーションが上がらない、常に不安を感じるなど負の影響が去年ぐらいから表面に出始め、大学をはじめ社会全体としてもこの問題に手を入れる必要が叫ばれ続けている。
7月29日の読売新聞には、ベネッセ教育総研が大学生に対して行ったアンケート調査結果が報じられていた。長男の学年、つまりコロナ禍以降に入学した現3年生の4割が「大学生活で成長を実感しない」という結果が出たという。
記事は「現3年生は就職活動や卒業研究を始める時期にさしかかっており、多方向からの支援を考える必要がある」との、調査に関わった大学教授のコメントで締めくくられていた。
ともあれ、学問というものの体験、大学教授や仲間たちとの議論、クラブ活動、旅行、好きなことに打ち込むなど、大学生らしい経験をさせてあげたい。
(写真:NHK)
さて、世界の核軍縮の方向性を議論するNPT=核拡散防止条約の再検討会議が、ニューヨークの国連本部で日本時間の8月1日から始まった(~8月26日まで)。
岸田首相も日本の総理大臣としては初めて同会議に出席、演説し「日本は、世界各国と協力し、NPTを守り抜いていく」と決意を表明していた。
今回の会議は当初2020年に開催する予定だったが、これまたコロナの影響で2年以上延期されてきた。
延期されたことに意味があったと思う。当然ながら、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で核の脅威が高まっている中での開催は、国際社会が核軍縮に向けて一致できるかどうか、現実的な意味で大きな焦点となっている。
NPT締約国であるロシアのプーチン大統領は1日、核拡散防止条約(NPT)再検討会議の開幕に際して声明を出し、「核戦争に勝者はあり得ず、決して起こしてはならないという前提に立ち、国際社会のすべてのメンバーのための平等な安全保障を支持する」と表明していた(時事通信)。
国際情勢の見方や歴史観など独自の視点を持つプーチン大統領がどういう思考回路で上の声明を表明したか定かではないが、どうも声明を素直に受け取ることができない。
ロシアがウクライナに侵攻してから半年目に入っている。一刻も早い終結を祈るばかりである。
ごらん ひざまづき 神様に祈る
人々を踏みつけて
権利も自由も平和も願いも
粉々に踏みつけて
誰も求めてたわけじゃないさ
けれども誰もが気づいてたはず
(松山千春「いつの日か」)
松山千春ー「いつの日か」(1985年)