テレビ朝日系列で7月24日(日)23時~23時55分に放送された
『関ジャム 完全燃SHOW』~玉置浩二特集~
アーティストゲストは水野良樹(いきものがかり)、平原綾香、川崎鷹也。トークゲストは宮澤エマ、山崎弘也(アンタッチャブル)。
玉置浩二との関係性から言えば何と言っても平原綾香。彼女がいたからこの回により重みを与えていた。
ゲスト達があまりに玉置浩二が好きで、深く尊敬しているため、それぞれの中にある思いが先に溢れ出て、コメントが宇宙空間に点在しているような内容だった。それがよかった。いい意味で面白かった。
事前にゲストから寄せられた質問に、同じく事前に玉置浩二が回答し、それをテロップで流すというやり方で、玉置浩二のいい言葉を伝えていた。
とても濃密な内容は、それが放送された、ということを伝えるだけでは勿体ない。以下ゲストからの質問に対する玉置浩二の回答(言葉:赤字)のいくつか。※表記は番組のテロップのまま
ちなみに、2019年2月6日、オリンパスホール八王子(当時)でのASKAのライブに参加した際、客席にいた玉置浩二をASKAが呼び寄せ、ステージ上で二人で語っていたのを思い出した。その場で一曲歌って欲しいと思ったことも。
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Q:その声を保つために気をつけていること、やめたことはありますか? (平原綾香)
A:気をつけていることはずっとなかったんだけど、60になって、母親が死んで、親父も死んで、変わったかな。日々、早寝早起きで。常に朝、コンサートと同じ長さの時間をウォーキング。有酸素運動、持久力つけるのにね。
声はどこかダメにはなっていると思うんだけど、逆に昔なかったモノが出るようになったかな。やっぱり気持ちかな。気持ちを大事に、いつもね。
自分も歌を唄って救われるということが分かったので。これは親がいなくなったことに関わるんだけど、いつも自分の心の中にいるから。だから故郷(両親)を想うような気持ちで歌えるようになった。それがとても大事なことだと思う。
Q:作曲、作詞、歌唱、演奏…1番難しいもの、1番楽しいものは?
(水野良樹:いきものがかり)
A:1番難しいものは、詞かな。やっぱり「玉置浩二」っていうやつに書いてるので。特に長くやってくると、もう大体のこと言ってきたので。歌い手の玉置浩二に書くのは難しい。
1番楽しいもの、それは歌だよ。その歌を唄うために、日々生きているようなものだから。音楽は自分そのものだからね。
Q:人生で1曲しか残せないとしたら、何を選びますか?(同上)
A:1曲かあ。鼻差で「メロディー」か「田園」、、かな。写真判定だな。玉置浩二として、大人もこどもも知ってくれていて喜んでくれる曲だから。
Q:叶えたい夢、玉置さんにとってのゴールはありますか?(川崎鷹也)
A:歌う人達がみんな集まって、良い歌を作って、、みんなで歌って。その日1日くらいは世界中が武器を置くという、そういう日があるといいなと思う。夢というより願いかな。音楽を始めた頃のように純粋に音楽と向き合っていきたい。
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玉置浩二 『メロディー』
Live at Tokyo International Forum 1997/11/22
玉置浩二 『田園』(HD)