後悔を活かす心理学
成長と成功を導く意思決定と対処法
上市秀雄 著/中公新書/2022年4月19日刊
288ページ/1,056円(税込)
(本書紹介) 中央公論新社ホームページ
「もっと勉強すればよかった」「あの一言を言わなかったら」......人生は後悔の連続である。後悔は嫌な感情で、後々まで尾を曳く。できれば後悔しないで生きたい。しかし一方で、自分の思考や行動を変えるきっかけとなり、人生の糧ともなる。やらないで後悔するのとやって後悔するのとどちらがマシか、後悔とうまく付き合うにはどうすればよいのかなど、効果的な意思決定と対処法を解説する。巻末にチェックリストも掲載。
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本書は、後悔に関する様々な研究を概観しながら、「後悔」を体系的にまとめたものである。後悔の持つ良い面と悪い面を明らかにしながら、どのようなときに後悔を感じるのか、どうすれば後悔を回避することができるのか、後悔した場合、どのようすればその後悔を低減・解消し、教訓として役立てることができるのかについて説明する。(まえがきⅲ㌻)
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大なり小なり、日々後悔はしているもの。それをいい意味で客観視するために読んでみた。研究書とはそういうものだが、理屈っぽ過ぎて、読むのに疲れた。
ある意味後悔は身近なものなので、それをここまで理屈っぽく書かれると、別の世界のもののように思ってしまう。もうちょっとシンプルな思考かつ平易な表現で…と思った一冊。もちろん、あくまで私の読後感として。