<2022.9.16記事>
松山千春デビュー満45年のその日、2022年1月25日にSTVラジオで放送されたSTVラジオ開局60周年特別番組『足寄のスーパースター松山千春~45年の時代(とき)をこえて~』が、2022年日本民間放送連盟賞、【番組部門】ラジオエンターテインメントで「優秀賞」を受賞した。
一般社団法人日本民間放送連盟ホームページ発表(←リンク)
日本民間放送連盟賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、民放連が1953年に創設した賞(同連盟ホームページより)。
同番組の選定理由は以下のとおり。
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優秀
足寄のスーパースター 松山千春 ~45年の時代をこえて~
STVラジオ
出演 松山千春、喜瀬 浩、プロデューサー 清水洋樹、ディレクター 石森豊喜
45年以上第一線で活躍し続ける、北海道出身のフォークシンガー・松山千春。コンサートやラジオでの仕事では、常に故郷と家族への思いを発信してきた。今回、デビュー当時の思いを語った『足寄のスーパースター 松山千春』(1977年6月放送)のテープが見つかったことから、その音源を交えながら、松山がいま伝えたいメッセージを語った。
母親の思い出など家族のさまざまなエピソードを、松山が率直に語っていて聴きごたえがある。デビューのきっかけとなった局ならではの、制作者との信頼感が伝わる番組。
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制作はSTVラジオだが、上の選定理由にあるとおり、STVは当時ディレクターだった松山千春の恩師・竹田健二さんを筆頭に松山千春がデビューするきかっけとなったラジオ局。また、選定理由をみても、松山千春自身が選ばれたと言っても過言ではない今回の受賞である。
松山千春はコロナの感染が拡大し、コンサートが出来ない状況だった2020年9月27日、自身のラジオ番組で「ラジオだけだな。ずっと続けてきているラジオだけでやって行こうとは思っていますけどね」と語っていた。
また恩師・竹田健二さんは急逝する前日の1977年8月26日夜、松山千春に電話で「”オールナイト・ニッポン”の話がきてるんだ。ラジオはおまえの個性が表現できる媒体だ。やってみてもいいんじゃないかな」と語った。結果的にそれが竹田さんが松山千春に遺してくださった最後の仕事となった。
様々な意味で、松山千春とラジオとの繋がりは深く長い。そのことを知る我々ファンにとってもまた嬉しい受賞である。
松山千春―「On the Radio」
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<2022.7.22記事>
2022年1月25日、松山千春デビュー満45年のその日にSTVラジオで放送された
STVラジオ開局60周年特別番組『足寄のスーパースター松山千春~45年の時代(とき)をこえて~』
が<2022年日本民間放送連盟賞 ラジオ番組部門北海道・東北地区審査会 ラジオエンターテインメント番組>で「最優秀」を受賞したことを、7月19日、STVラジオがホームページで伝えていた。
STVラジオの番組は、松山千春のこの番組を含めて4部門中3部門が入賞していた。
「最優秀」を受賞したエンターテインメント番組は中央審査に進むようで、その審査結果は9月に発表予定とのこと。
2022年日本民間放送連盟賞 ラジオ番組部門 北海道・東北地区審査会 STVラジオの番組が4部門中3部門で入賞!