5月29日の「松山千春 ON THE RADIO」

 

番組開始冒頭から、5月23日、24日に開催された大阪公演について語っていた。とくに会場でのお客さんの拍手に改めて感謝していた。その語りの部分を以下マット上に全文書き起こした。

 

他にもコンサートについて語った内容があったので次回以降に掲載予定。

 

この”ラジオ書き起こし作業”、趣味で好きでやっているとは言え、結構な労作業。最近は歳のせいかパソコン画面上の文字がぼやけて困るし、ブラインドタッチで以前にはなかったような打ち間違い~修正が続く。

書き起こす内容は、基本的には松山千春がラジオの中で「コンサート」と「自身の楽曲」について語ったことに特化している。その意味で、今夜の放送は全編書き起こしてもいいぐらい(やらないけど)、個人的には嬉しい内容であり、かけた曲だった。

 

(00分32秒~)

何と言っても前回(のこの番組)はコンサートのスケジュールもあり、ラジオ大阪さんから放送させていただいたわけでありますが、大変お世話になりました。

グランキューブ大阪2日間のコンサート、無事終了、と言うかねぇ、まぁ盛り上がって、何て言うんだろうねぇ。とにかく今は新型コロナ…コロナ禍(下)でのコンサートですから、声援とか、大きな声を出してはいけない、っていう決まりになってますからねぇ。その分が拍手の方へいくんだろうなぁ。だからほんとに声を出せないから拍手に、真剣に…。これがまた一段とコンサートを熱くしてくれるわけだよなぁ~。いい2日間を過ごさせていただいたなと思います。

で、つくづく思ったのは、俺は関西フォーク、岡林信康、加川良…みたいなね、その流れから、ガキの頃からな、フォークソングに親しんで来たから。俺は関西系のフォークシンガーは好きなんだけど、関東系のフォークシンガーってあんまり好きじゃないんだ。ちょっと流れが、同じフォークって言われても流れがちょっと違うんだなぁ。このへんがなかなかねぇ、難しいところなんだけどな。(…)

けど、ほんとに大阪、関西のみなさんにはね、大変お世話になりました。ラジオ、そして初日、千穐楽とね、3日間、いろんなことがありましたけどねぇ。



まぁ、1日目と2日目、曲目を替えてみたりな、アンコールの曲を替えてみたり。いろいろ、こっちとしてもな、やっぱりやりようがあるからさぁ。ほんとだったら、この曲もこの曲も…一応あれだぞ、バックのメンバーは練習しているし、やろうと思ったらできるんだけど。さすがにアンコール10曲とか…そんなパターンないからな。やったことはあるらしいんだけど。今は特に(コンサート終了)時間が、やぱり特にコロナ禍(下)と言うことでね、時間制限も厳しいですからねぇ。なかなかそういうこともできないんだけどなぁ。


(32分48秒~)

コンサートやってる俺でさえな、若い頃歌ってた曲を歌ってるとな、ん~、なんかその頃に戻ったような感じがあるもんな。

それと今回の一連のコンサートでな、みんなの拍手、手拍子がすごいんだよ。俺はデビューした頃の拍手の勢いを感じてな。66、もう四十六年目に突入してるんだ。それなのにねぇ、なんかあの拍手を聞くとね、ピリッとするものがあってな。本当に嬉しいよ!