<2022.4.15/ライブ映像挿入>
松山千春、去年4月11日放送の自身のラジオ番組内で弾き語りで「写真」を歌った。弾き語りの前に「夢はかなわないこともある。でも、かなえようと挑戦し続ける姿が美しい」と語っていた。以下<2021.4.11記事>に詳細。
必死に祈って挑戦してもかなわなかったことがあった。でも今になってみると、かなわなくてよかったんだ、かなわないことに意味があった、と体験的にそう実感する。
4月16日からいよいよ「松山千春コンサート・ツアー2022春」が始まる。
昨年秋のツアーでは「写真」を、基本的には一部ラスト曲前で、弾き語りではなくフルバンドで歌っていた。
オリジナルアレンジと比較すると、前奏・間奏・後奏をそれぞれかなり短くし、アコースティックギターの前奏・後奏も変えていたが、フルバンドで聴けてよかった。
その去年のツアーでのライブ映像は以下。
松山千春―「写真」
コンサート・ツアー2021「敢然・漠然・茫然」
11/9(火) 広島文化学園HBGホール
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<2021.4.11記事>
今夜(4月11日)の「松山千春 ON THE RADIO」
恒例の1曲弾き語りコーナーは「写真」
1985年11月28日発売のアルバム『風の歌がきこえる』収録
去年3月25日に発売されたセレクションアルバム『思い出』をはじめベストアルバム『松山千春の世界』『松山千春の系譜』にも収録されている。
今夜も自分のギターを合わせて弾いた。ギターはカポなしのG。松山千春自身、間奏に少しメロディラインを入れて弾いていた。ここのメロディラインは曲の雰囲気と相まって、弾いていて心地よい。
弾き語りする曲の紹介前に、水泳の池江璃花子さんが白血病を乗り越えてオリンピック代表に選ばれたことを祝福するリスナーからのメールを受けて、夢について語ってから弾き語りに入った。弾き語り前のトークは以下。
「あきらめなければ夢はかなう」…ここに水差すようでなんだけど、あきらめなくてもかなわない夢はあるんだ。問題は、夢をあきらめないで追い続ける、その姿に美しさがあるので。
勝者には勝者の、夢がかなった者の美しさがあり、敗れた者、かなわなかった者にはかなわなかった者の美があるんだと思います。あきらめないで夢を追いかける、その姿が本来我々が持つ美しさなんだと思います。
我々凡人にはあきらめずに、あきらめずにやってもかなわないことは幾つもあります。しかしそれでがっかりすることなく、あきらめないで追いかけたという自分を、誇りに思って頑張ってもらいたいなぁと思います。 (中略)
今日の弾き語りは「写真」という曲を…。まぁ、これは自分が三十の時か、ま、お前たちも、たとえば彼女、彼氏と写真を撮った…。まぁ残念ながら報われずな、ん~、今また違う恋をして違う人と一緒になったという方もいるかもしれないけど。誰にも見せられない写真があるかもしれない。お前はどうだと言われたら、はぁ~俺もなんか、それも何枚かあるような気がするな(笑)。
「写真」(弾き語り)
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