(2022年3月28日筆者撮影)

 

さて、今日、3月29日は母の命日

 

1988年3月29日、卵巣がんのため死去。享年四十五

 

私は二十歳、大学2年の終わり。

 

あの日からもう34年。

 

今私の長男が、あの時の私とまったく同じ状況で、二十歳、大学2年の終わり。

 

今私が、長男と長女を残して逝けるだろうか…?

二人の行く末を見守りたい、応援してあげたい。

 

あの時の母も、二十歳の私と十五歳の妹の行く末が心配で仕方なかっただろう。楽しみでもあったろう。いつかは自分が先に逝くにしても、こんなに早く、二人を残して逝くことがどれほど残念で、悔しかったことか。

 

月日はあっという間に過ぎる。きっと人生もあっという間なのだろう。

 

あらためて、母に感謝し、父に感謝し、ここまでお世話になった方々に感謝します。

 

あらためて、母の分まで生きる決心で、自分のこの道を歩いていきたい。

 

風のささやき聞こえますか
そそぐ陽差しが感じますか

あなたの道が見えますか
愛しているさいつだって

生きている それだけで
人は皆 幸せさ

(松山千春「あなたが僕を捜す時」 1986年)

 

松山千春-「あなたが僕を捜す時」

 

吉幾三-「ありがとうの唄」