3月27日の「松山千春 ON THE RADIO」
番組の随所でウクライナ情勢について語っていた。
賛同できる点だが、松山千春は終始、話し合い、政治交渉、外交交渉での解決をと主張している一人である。今回もそれを主張していた。
また、パンデミック、ウクライナ情勢など、世界を否応なくひとつにしてしまうほどのコロナ禍やウクライナ戦禍、自然災害などが起きている今を生きる人たちに、松山千春らしい温かいメッセージを送っていた。
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毎日毎日われわれ生活している中で、どうしても気になるのがコロナと、やっぱりウクライナの状況ですね。
やっぱり話し合いで、もっともっと外交していく、ということの大事さ、しっかりと、身に染みて分かったんじゃないかなと思いますね。これから西側諸国、東側諸国、どうやって…(共存の道を探ろうとするのか:筆者注)。
俺、対峙する必要はないと思うんだよ。協力してやっていけると思うんだよ。主義主張はそれはお互いあるんだから。“ああ、そうなんですね。あなたのところは社会主義国なんですね、共産主義国なんですね”…(…)お互い認め合って、変えていけるところがあったら話し合いで、日本も経験していることですから、民主主義と言うものがどういうものなのか、話し合いには乗りますよ…もう力によって現状を変えていく、また、侵攻していくそういう時代は終わったと思うんだ。
一日も早くプーチンが正気に戻ることを祈るしかないな。ウクライナのみなさん、つらいでしょうけど、日本のような民主主義国家になれる可能性はあります、遠回りかもしれませんが、頑張ってください。
どんなに苦しくても、悲しくても、また楽しい時もあるんだから。ラジオをお聴きのみなさん、どうぞ一週間…楽しいことは必ずありますから。お互いこの時代を、同じ時間を生きていきましょう。
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松山千春ー「生きている」
(アルバム『生きている』収録/2014年11月)
大空めがけて 叫んでみたい
流れる季節も 愛していると
歩みをとめずに 悔いを残さず
歩みをとめずに 向かう明日へ
僕の息づかいは 笑い 涙は
悩みもがきながら 生きている
希望と絶望 くり返す度
優しくなれるさ 強くもなれる
出来ればこの世が おだやかであれ
出来れば誰もが 幸せであれ
人が生きる事は 尊くもあり
罪深いものだと 思うから
僕の息づかいは 笑い 涙は
悩みもがきながら 生きている