<2023.3.10更新/本稿完結>

 

さて、昨年来追跡してきた2024年開業の北陸新幹線「敦賀駅」の発車メロディ。最終候補曲に松山千春の「大空と大地の中で」がエントリー。これが選ばれるかどうか。

 

今年1月4日にはJR西日本に電話までして発表時期を確認(以下1.6記事)した。

今日、松山千春ファンの方が教えてくれた。


3月10日、鉄道チャンネルが選定曲を発表(3月10日16:30時点ではJR西日本ホームページには掲出されていない)。
 

 

敦賀駅の発車メロディは

 

「来い来い敦賀」(オリジナル曲)

 

選定理由は以下のとおり。

〇敦賀駅
佐淡豊氏作曲の「来い来い敦賀」(オリジナル曲)
コンセプト:明るく爽やかで聞きあたりのよい音調とし、敦賀駅のデザインイメージである「煌めく大海から未来へ飛翔」及び新幹線の疾走感を連想できる曲。

 

…ということで「大空と大地の中で」は選ばれなかった。むしろこれでよかった。

 

「大空と大地の中で」が選ばれた場合には多くの人々から「なぜ、敦賀駅でこの曲?」という素朴な疑問や不満が起こり、それなりに説明が必要になる。松山千春と「大空と大地の中で」もかわいそう。

こういうものは、ぱっと聞いて「ああ、なるほど!」とその地域と関連付けられてこそ親しまれる。これでよかった。


YouTube上、「来い来い敦賀」で検索するとこの曲が確認できる。

 

去年の3月から追いかけて来た「発車メロディ」の旅はこれにて終了、記事完結。

 

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<2023.1.6更新>

 

2024年開業予定の北陸新幹線「敦賀駅」の発車メロディ。改めて記すと第二次選考で下の5曲が候補に残っている。

 

「扇の要」(作曲:菅原洋一)
「来い来い敦賀」(作曲:佐淡豊)
「大空と大地の中で」(松山千春)
「銀河鉄道999」(ゴダイゴ)
「敦賀とてもすきすき」(水前寺清子)

 

私の見方は下の2022年9月21日記事に書いたとおり。

 

で、最終的に選定曲がいつ発表されるのか?「君に愛を伝えなけりゃ」云々以前に、確認しなけりゃいられない。2日前、JR西日本に確認した。すぐに丁寧な文面で返信が届いた。以下は抜粋。

 

(回答)

北陸新幹線の発車メロディにつきましては、金沢開業時と同様に延伸区間6駅の発車メロディを同日に発表させていただく予定となっております。
公開時期につきましては現在調整中のため、明確にお答えすることはできかねます。
大変恐れ入りますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

(1月5日/JR西日本)

 

ということで、公開時期、現在調整中。

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<2022.9.21記事>

 

選ばれるか⁉千春「大空と大地の中で」~敦賀駅新幹線発車メロディー。あとはJRの判断らしい

 

さて、社会からはすっかり忘れ去られてしまった感がある、2024年に開業が予定されている北陸新幹線「敦賀駅」の発車メロディーのゆくえ。一日たりとも忘れてはいない。

 

私が知る何人かの松山千春ファンの方や私も「大空と大地の中で」に投票したし、その成果もあると思うが最終候補5曲に残った。

 

もちろん、福井県敦賀市にある駅の発車メロディーである。「大空と大地の中で」ではそもそも説明が必要だし、何より聴いた人たちがすぐに連想でき、関係性が分かる曲がいいと思っているので「大空と大地の中で」が選ばれる可能性は低いと思っている。

 

とは言え、気になる。確認しないといられない。

 

敦賀市役所に電話した。

 

担当者曰く

 

「こちら(敦賀市)としては、この曲で、という最終案をJRさんに提示し終えています。あとは、最終的な曲の決定も、それを発表するタイミングもJRさんの判断だと思います。ですので、いつ発表されるかもこちらとしては分かりません」(主旨)

 

らしい。ということで、いつ発表か分からない。

 

松山千春—「大空と大地の中で」(1977年)

 

♫♪

発車メロディーの行方を尋ねてみたら~

JRが少しかすんだだけさ~

いいさそれでも 最終5曲の中に入っていれば

記憶の流れに流されようと~ ♪

 

 

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<2022.3.15加筆>

※ブログでお付き合いいただいている方からの情報。有り難い。やはり、「大空と大地の中で」が選ばれても、どうあれ、説明が必要なことには変わりなさそう…苦笑

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虹野様


ダイヤ改正は12日に済みましたので、待ったなし。まもなくとお伝えしておきます。
ハッキリ言えるのは、最終候補の5曲の中に入れたということは、物凄いことだと思います。

余り知られていませんが、敦賀にはフェリー乗り場がありましてね。敦賀港からは、北海道行のフェリーが出ているのですよ。その関連で、ほとんど、と言えば、松山千春!

 

ということで、その代表曲「大空と大地の中で」が選考されたわけですが、敦賀とは、連想しにくい、いや、ほぼ、つながりが無いですからね。
それだけに、最終選考の5曲の中に入れたということは、誇れることだと思います。

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<2022.3.14記事>

 

(布袋寅泰公式Instagramから)

 

群馬県・高崎駅新幹線発車メロディーは高崎出身の布袋寅泰の「さらば青春の光」

 

3月12日、布袋寅泰の公式Instagramで本人も映り込んで「さらば青春の光」が流れている映像を公開していた(以下、写真Clickでその動画にリンク)。

 

 

 

布袋寅泰は3月13日(日)に故郷・高崎で開催された『TAGO STUDIO TAKASAKI MUSIC FESTIVAL』にゲスト出演しているので、その際降り立った高崎駅で撮影したのかもしれない。

 

新幹線・高崎駅で降りることはまずないけれど、「さらば青春の光」は個人的には大好きな曲なので、流れているうちに駅のホームで実際に聴いてみたい。

 

布袋寅泰「さらば青春の光」

 

 

(2021年11月21日「乗りものニュース」から)

 

さて、新幹線ホーム発車メロディと言えば、そのことを考えると夜もおちおち眠れなくなることがある。2024年開業が予定されている北陸新幹線「敦賀駅」の発車メロディー選定である。

 

全国に公募し、現在、最終5曲に絞り込まれている。その5曲は

 

「扇の要」(作曲:菅原洋一)

「来い来い敦賀」(作曲:佐淡豊)

「大空と大地の中で」(松山千春)

「銀河鉄道999」(ゴダイゴ)

「敦賀とてもすきすき」(水前寺清子)

 

高崎駅の発車メロディーはそこが故郷の布袋寅泰の曲、多くの人が知っていて、人生を旅と置き換えているふしもある「さらば青春の光」…とても自然であり誰もが納得するだろう。期間限定というのが残念だけど。

 

松山千春「大空と大地の中で」が選ばれて欲しい(投票もした)と思うけど、敦賀駅で松山千春では接点が弱い気がする。接点がない、と言ってもおかしくない。どうも説得力がないというか、妥当性がないというか…説明が要る。

 

こういうものは理屈抜きにそれと関連付けられてこそ浸透していく。

 

最終選定曲は「春に発表予定」ということしか分かっていない。

季節はもう春。

「誰ひとり気づいちゃいない」ことはない、「春の足音」を多くの人が耳にしている。

 

”気になったことは確認しないと気が済まないのが僕の悪い癖”

 

で、JR西日本系の窓口に電話で聞いた。

 

「虹野と申します。今新幹線敦賀駅の発車メロディーの選定が進んでいると思いますが、素晴らしい企画ですね。”発表は春”としか出ていませんけど、いつ頃発表されるのか、もし伝えてよいという場合、教えていただけませんか?」

 

ちょっと待たされた後、オペレーターの方が丁寧に教えてくださった。

 

「虹野様、大変お待たせして申し訳ありません。確認が取れました。やはり現状では”今年の春”ということしか決まっていないようです。ご質問にお応えできずに申し訳ありません。今しばらくお待ちください」

 

発表日、まだ決まっていない…

 

決まってはいるが、まだ公表できる段にはなっていないのかもしれない。ともあれ明日からまた敦賀市などのホームページをチェックし続けるしかない。

 

松山千春「大空と大地の中で」