さて、東京国際フォーラムでの松山千春コンサート参加前のルーティン、今回、11月19日は千駄ヶ谷ホープ軒~神宮外苑いちょう並木~お茶の水老舗ギター店の梯子。
まずは千駄ヶ谷にある超人気ラーメン店「ホープ軒」。3年ぶりぐらいかな。
年齢的にこの手のラーメンは基本的には避けているが、せっかく来たので、チャーシュー麺(1,100円)。美味かったが、やっぱり全てが動物的で「体に悪いものを食ってるなぁ~」と自覚しつつ、食べ終わって後悔した…(苦笑)。
今回のルーティンメインは超見ごろの神宮外苑いちょう並木。
見ごろのシーズに行くのは初めてだったが、まぁ、見事だった。それにすごい数の見物人、車道にまで出て撮影している人がわんさかいて、ほとんど歩行者天国。
車が左右走っているそのセンターラインに立って撮影している人たちもいた。
それにしてもこれほど見事とは思わなかった。
最後はお茶の水の老舗楽器店。
クロサワ楽器に入って、GibsonとMartinギターを見ていたら、25歳ぐらいの店員さんが話しかけてきた。
「何かお探しですか?」
「ええ。いわゆるギターらしいギターが欲しくて。かと言って今日買うことはないけど、GibsonJ-45かMartinD-28あたりがどれくらいの金額で売っているかなと」
「今お持ちのギターは何ですか?」
「ヤマハLA、タカミネDMP561c、オベーションスーパーアダマス」
「そうですか!じゃ、長渕剛さんとか松山千春さんのファンですか?」
「そうそう。今日これから松山千春のコンサート。東京国際フォーラムでね」(聞かれないことまで答えてしまった)
「そうですか。いいですね~。私、ベーヤン一筋、大ファンなんですよ!」(彼、満面の笑顔)
「えッ!?そんなにお若いのになぜ堀内孝雄???」(ベーヤン=堀内孝雄と分かる自分も嫌だった)
「わかんないんですけど、好きなんですよ」
「そう。でも分かりますよ。ベーヤンは今でもMORRISギター?数年前の武道館ライブでも使っていた記憶あるけど」
「はい、そうです。ただGibsonもMartinも使うんですよ」
「あれ?これTSKだよね!しかも新品。生で二本も見られるとは思わなかった」
(TSK=テリー中本氏と坂崎幸之助さんがコラボしたギターブランド。左のギターはNO.8という、坂崎幸之助さん使用と同じギター)
「はい。うちの副店長がかつて坂崎幸之助さんの付き人だったこともあり、今でも当店は坂崎幸之助さんと交流させていただいてるんです。時々ご来店されます。それでTSKもよく入って来るんですよ。そんな経緯で、有り難いことにTHE ALFEEファンの聖地みたいな店になってるんです」
「へぇ~。でもこのTSK、いいね~。値段もそれなりだね。いつか一本は欲しいんですけどね。いろいろ教えてくれてありがとうございました。また来ますよ」
「はい。お待ちしています。松山千春さんのコンサート、楽しんでください」
いつも一緒にコンサートに参加する先輩とは、公演前に有楽町駅前の居酒屋で一杯やるのがルーティンになっていたが、今回は一応コロナの影響を考慮しそれは中止した。
東京国際フォーラムの座席で待ち合わせたが、先輩が「お歳暮だ」と言って、松山千春マスクをくださった(笑)。ありがたい。コチハルも目立たないように入っているので、使えそう。
ということで、この後2年ぶり参加の松山千春コンサートが始まった。