さて、10月27日に松山千春のニューシングル「敢然・漠然・茫然」が発売された。

 

オリコンのシングルデイリーランキングは、10月26日21位、27は30位、28日29位、29日には7位に浮上している。

 

それはそうと、ずっと待っているのだが、AppleMusicではこの「敢然・漠然・茫然」がまったく配信されて来ない(30日21:00時点)。同じ27日に発売されたさだまさしのニューカバーアルバム『アオハル49.69』も渡辺美里の同『うたの木 彼のすきな歌』も27日の午前0時にはダウンロードでき、いずれも既に4回は通しで聴いた。

 

アルバムとシングルでは配信に違いがあるのか分からないし、どこにプッシュすればいいかも分からないので、とりあえずコロンビアにいつ配信なのか?(27日0時ではないのか)問い合わせメールを入れたが、一向に返信がない。

 

 

松山千春のコンサート・ツアー2021「敢然・漠然・茫然」は10月28日までで5公演を終えた。

 

ここまでのセットリストに関する個人的な感想を言えば、全体で見れば、11月19日の東京国際フォーラム公演が楽しみになるような選曲。本人の発言どおり新曲もしっかり入っている。

 

同じ曲を2回歌った会場があるが(しかもその2回目はこれまと同じパターンの位置で歌っている)、おそらくあの会場のみだろう。個人的には、どの曲であっても、ワンステージの中で同じ曲2回はとにかく遠慮願いたい。

 

ぽつりぽつり、やっぱりそれを歌い始めたか、という超定番の曲、これまで何十回というほど聴いてきた曲が入り始めているのが少々気になる。

 

松山千春の選曲パターンからすると、歌っていて座りがいいであろうそれらが今後定着する可能性を感じる。ツアースタート直後の数会場のような選曲がいい。

 

ラストではぜひ聴きたい2曲のどちらかが歌われていて、その2曲であればどちらでも嬉しい。

 

逆に言えば、2020年秋まで―基本的には2021年春も―の数回のツアーでは同じ曲をラストで歌って公演を終えているので、今回途中から曲順を変えて、その曲をラストに持ってくるのはとにかく避けて欲しいところ。

 

…とまぁ、結局いろいろ思うところはありながら、参加予定だった今年春の公演が中止になってしまったので、ともあれ2019年11月以来2年ぶりのコンサートである。楽しみにしている。