<2021.8.29編集、再掲>
<2018.10.7記事>
(2018年9月筆者撮影 小田原御幸の浜)
ギターを弾かれる松山千春ファンの皆さんはそうだと思うが、私も松山千春の曲ならば、聴けばほぼどの曲もだいたいのコードはあたりを付けられる。
あえてコードを検索する必要もないし、こういう曲は載っていないだろうなと思いながら検索してみたらあった。 https://www.ufret.jp/song.php?data=12536
(30周年記念ライブ/岩見沢)
松山千春「夏の日」(2006年/30周年記念アルバム『現実』の3曲目)。
30周年のツアーでは歌われていない。これまで一度もライブでは歌われていないだろう。
多くの松山千春の楽曲の中でも、主張せずひっそりと存在している曲、といったイメージが強いが、個人的には大好きな曲。
「陽だまりの中」や「愛は物語」にも似た雰囲気を感じる。
歌詞の内容がどうのこうのではない。
典型的な松山千春ワールド。曲、アレンジ、雰囲気。聴いていて何か心和み安心感がある。
「貴方の胸で 過ぎてゆく夏の日」(夏の日)―夏という季節が過ぎていき秋に向かうという意味ではなく、ある夏の一日があなたと一緒に過ぎていく。
今日は8月29日。空や雲、流れる風の雰囲気は秋の気配を感じる。
去年に続き、今年の夏もwithコロナだった。緊急事態宣言下、どこにも行くことなく過ぎる。
西日本を中心に豪雨災害も発生した。
「幸せなんて 言葉で すべてを 語り尽くせない」(同)
コロナウィルスを含めて、想像を絶する自然の猛威の中で、犠牲になられた方々、被害に遭われた方々の気持ちを、他人が言葉で語り尽くすことはできない。それは分からない。分かるといえば嘘だろう。
でも、せめて世の中の平穏を祈り、人々の無事安穏を祈りたい。
そして身近にそうした人が出た時には、すぐに飛んで行って声をかけたい。
コロナが爆発的に感染拡大し、コロナに足止めされた2021年の夏が過ぎていく。