さて、昨日購入した松山千春ライブアルバム『弾き語りライブ』
2枚まるまる聴いて、フォークシンガー・松山千春を改めて感じる29曲、本当にいいライブアルバムである。
今朝(1月23日)、Windowsメディアプレイヤーに音源をダウンロードし、パソコンにBOSEのスピーカーを付けて、それを大きめの音量でかけながら、全29曲、自分のギターを合わせてみた。
ここでストロークを入れずにアルペジオで通すんだ…。今、ギターのコードを間違えていた…。ここでギターの音を止めて歌だけか…幸せな時間。
いつも感じることだが、松山千春の弾き語りに自分も合わせてみると、松山千春がいかにゆっくりとしたペースで弾き語りしているかを実感する。速すぎてついていけないのではなく、ゆっくり過ぎてすぎてついていけないぐらい。
Disc1では「燃える日々」「夢は夜ひらく」「ネオン川」「虹と雪のバラード」、Disc2では「伝言」「燃える涙」「私たちの望むものは」「途上」「浜辺」「車を止めて」「炎」「旅立ち」あたりがとくによかった。
ひとつ残念だったのは「私たちの望むものは」はフルコーラス歌っていない。オリジナルの後半は省いていた。
トークはDisc1の「愛って呼べるほどのもんじゃない」と、Disc2の「旅立ち」の前に短めに入っている。ジャケットには「旅立ち」の下に「RKB毎日放送 野見山 實さんへ捧ぐ」と書いてあるとおり、2018年5月31日、松山千春熊本公演の日に逝去された野見山さんに感謝を捧げるトークが入っている。
改めて思うが、この2018年春のコンサート・ツアー、たった一人で全会場、全曲自身の弾き語りでとおした。そうそうできるもんじゃない。松山千春に心から敬服する。