<2024.01.01>

 

2023年12月31日に放映された「NHK紅白歌合戦」に寺尾聡が16年ぶりに出演し、「ルビーの指輪」を歌った。出演直後からネット上やスポーツ紙、音楽紙サイトでも話題になっていた。また私の以下、2021年1月に書いた記事にもたくさんのアクセスをいただいた。

 

寺尾聡、元気そうでなによりで、名盤『Reflections』をよく聴いていた中学2年の頃と、以下記事を思い出した。

 

【紅白特別企画】寺尾聰「ルビーの指環」「ザ・ベストテン」12週連続1位を記録!

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<2021.01.14>

 

12週連続で首位をキープしていた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、「銀魂 THE FINAL」に抜かれ首位陥落―以下の記事に詳しく書かれているが、私はこの記事を読んで、同じ「12週連続1位を阻止」と聞いて、1981年のザベストテンを思い出した。

 

 

12週連続で1位をキープしていた寺尾聡の「ルビーの指輪」。それを抜いたのが松山千春の「長い夜」で、「ルビーの指輪」13週連続を阻止した。ちなみに「ルビーの指輪」が収録されているアルバム『Reflections』(1981年4月リリース)は当時私も持っていた。

 

1981年6月11日、ザベストテンで「長い夜」が第4位となり、松山千春が富山市公会堂からVTR中継で出演した(以下その時の映像)。その直前に、終了した同ホールでのライブでの「長い夜」を録画で流す前の数分間、誰もいなくなった会館から生でメッセージを送った。

 

 

あの時私は私中学2年。松山千春が、事前に”出る”と公言していたので、この日はテレビの前で正座して観た。
 

その後の7月2日、それまで12週連続で1位を死守し続けていた寺尾聡の「ルビーの指環」を抜き、「長い夜」が1位になった。この時は、その直前、6月28日、春のコンサートツアー最終公演、日比谷野外音楽堂での「長い夜」が放映された。

 

長い夜をとびこえ、長い時代をとびこえ、松山千春に熱狂しまくっていたあの当時を思い出しながら、こうやって書いているだけで背筋がぞくぞくしてきた。

 

 

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鬼滅の刃「無限列車」、「銀魂」に抜かれ1位陥落も…ネット「実質13週V」「ルビーの指環も…」 1/13 iZa

 

(抜粋)

 最新の映画ランキング(興行通信社調べ)で、昨年10月16日の公開以来、12週連続で首位だった「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)が2位に陥落したというニュースが12日、多くのメディアによって報じられた。「鬼滅」をトップの座から引きずり下ろしたのは、8日公開の「銀魂 THE FINAL」(宮脇千鶴監督)で、ネットでは「鬼滅」の首位陥落を悲しむコメントが集まる一方、13週経ってもトップ争いを繰り広げる「鬼滅」の強さに驚く声も相次いでいる。(中略)

 また「鬼滅」の連続1位記録が12週でストップしたことに反応した“昭和世代”からは、懐かしいあの名曲と絡めた投稿が届いた。「12週連続1位」というワードで、昭和世代が連想するのは、俳優で歌手の寺尾聰がリリースした「ルビーの指環」が1981年に「ザ・ベストテン」(TBS系)で打ち立てた不滅の大記録。13週目に松山千春の「長い夜」によって首位交代となるが、この記録は結局、89年の番組終了まで破られることはなかった。

 「鬼滅」の首位陥落を受け、ツイッターには「そういや『ルビーの指環』も12週連続1位だったよねベストテンで」「『12週連続1位を抑え……』なんて書かれると『ザ・ベストテン』とか『ルビーの指環』とか『長い夜』とか思い出してしまうじゃないか」「鬼滅の刃が12週連続1位でストップ。やっぱり13週の壁は高いのか。ルビーの指環も13週目で長い夜に阻まれたもんな」といったつぶやきも届いた。