さだまさしが、今朝(1月11日)7時30分からNHK総合で放送された「おはよう日本・祝日特集」に出演した。

 

そのことを自身のInstagramで朝10時過ぎに発信していた。

 

「おはよう日本  ありがとうございました」

 

番組は「中村哲医師にささげた曲”私に出来ることを為せば良い”」をテーマに、2019年12月4日、アフガニスタン・ナンガルハル州の州都ジャララバードで銃撃され亡くなられた中村哲医師の生涯を称え、そこから学ぶべき点を抽出しながら、さだまさしの中村哲医師への思いと、中村哲医師を歌った「ひと粒の麦~Moment~」について語る構成だった。

 

 

「私に出来ることを為せば良い」とは上の「ひと粒の麦~Moment~」の歌詞の一節であり、さだまさしは、中村哲医師の生涯がそうだったと称えた。

 

医師としてアフガニスタンに行ったにも関わらず、今ここの人々に必要なのは医療よりも水だと判断し、医師の傍ら、水路建設にその生涯を捧げた。それが中村哲医師にとって、目の前にあったことであり、自分に出来ることであり、最優先に為すべきことだと思ったからだと。

 

「まず動く。動いて失敗することはあるけれど、やらない後悔よりは、やった後悔の方が役に立つ」ともさだまさしは言い、中村哲医師の生き様から学ぶべき点を取り上げていた。

 

さらにさだまさしは、中村哲医師の生涯から「知識だけでは何も動かない。知識も大切だけれど、知識を生かすのが知恵、応用するのが知恵、みなで出し合うのが知恵…それが必要。行動に移すこともひとつの知恵」と語った。

 

「厳しく自分を追い詰めないこと。大きく深呼吸をすること。中村哲先生がそうだったように、物事を長い目で見て、自分の人生を今日を生きられたら、足元に向きがちな視線をちょっと遠くに向けることができる」とも。

 

(さだまさしの発言はすべて要旨)

 

 

最後に「ひと粒の麦~Moment~」を歌った。

すごい方がいたんだなと、その戦いとご生涯に改めて思う。

強く心動かされたいい25分間だった。

 

さきほど(1月11日16時前)、改めてさだまさしがInstagramを更新していた。

 

「おはよう日本 お世話になりました」