12月27日、2020年最後の松山千春「ON THE RADIO」


松山千春らしさとメッセージが溢れていて、いい1時間だった。

今夜の弾き語りは「微笑」

(1991年11月リリース アルバム『純』10曲目)。


アルバムで聴く時は今一つインパクトに欠けると思って来た歌だが、今夜の弾き語りでのこれはよかった。弾き語りで丁寧に歌っていたからこそ、ということもあるだろうけど、言葉(歌詞)がしっかり沁み込んで来る感があった。


弾き語り前のトークは以下。

__________

 

(CMの後番組が再開してすぐにギターを爪弾く音が入る)

いやぁ、ほんとに2020年、コンサート一本もなかった、できなかったってのはな、もう悔しくてしょうがないんだけどなぁ。そんな中こうやってON THE RADIO(自身のラジオ番組)で弾き語りをやったりしてるけど。(中略)

 

まぁ、2020年、こうしてラジオ番組、ON THE RADIO。今年最終回ですけどね。来年もぜひともみんなにつき合っていただけるよう、コンサート始まるまでは、できるだけこうやって生で弾き語りをしていきたいと思います。

 

今日は「微笑」という曲で。まぁ、その松山千春ファンなら知っている曲ですけど、知らない方にとっては、”「微笑」どころじゃないよ”っていう方もいらっしゃるかもしれませんけど。やっぱりいい年を迎えたいですから、皆さんにも「微笑」

「微笑」(弾き語り)

 

___________


何より、この毎週の弾き語りも、来年春のコンサートが始まるまでは続けることを明言していたのが嬉しかった。普通に考えれば、これからも10曲以上は弾き語りを聴けるだろう。

 

どの歌を歌ってくれるか考えてみたり、松山千春本人の弾き語りに自分のギターを合わせてみたり…どこまでも趣味の世界のことだけれど、これはこれで楽しみで幸せな時間が流れる。

 

 

今年ブログを書くのはこれが最後というわけではありませんが、今年最後の松山千春のラジオに合わせて、コロナ禍にも関わらず、誰が書いているかも分からないブログに一年間お付き合いくださり、本当にありがとうございました。

「微笑」を称えて、良いお年をお迎えください。

__________

 

松山千春 「微笑」(1991年)

 

その微笑で いついつまでも 心を照らして
たとえ どんな時も そばにいて
空に太陽 夜には星が 輝くみたいに
そんなふうに 愛し合えたなら
明日に夢を 追いかけながら 

今日に悔いを残さずいたい

このときめきで 悩み 苦しみ 哀しみ乗りこえ
生きていると 感じあえるはず
海に浮かべた 船の行方を 素直にうけとめ
そんなふうに 愛し合えたなら
明日に夢を 追いかけながら
今日に 悔いを残さずいたい

その微笑で いついつまでも 心を照らして
たとえ どんな時も そばにいて