さだまさし、昨日(10月30日)は徳島県の鳴門市文化会館でのコンサート。
いつものように公式Instagramでリハの様子(画像)と公演ラストのシーン(動画)が送られてきた(以下)。
10月26日の八王子でのコンサートでも「私のInstagramを見ていただければ、私が日々何をやっているか、だいたい分かります」と言っていた。
写真ClickでInstagram(動画)へリンク
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(オリンパスホール八王子/10月26日)
さだまさしofficialサイトのコンサートページ「11月9日神奈川県民ホール」箇所には「9/19以降の劇場、音楽堂等における新型コロナウィルス感染拡大予防ガイドライン改訂に基づき、当公演は客席の収容率を100%に変更させて頂きます。感染対策は今まで以上に気を付けて運営を致しますので、何卒ご理解をお願い申し上げます」と記載されている。前後の他都府県でのホール箇所にはこのような記載はない。
9月11日付で内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室が発表しているガイドライン(11月末までの催物の開催制限等について)に沿っての神奈川県、会館としての判断だと思われる。
「ア)大声での歓声、声援等がないことを前提としうる場合」 を適用し、「これまでの当該イベントの出演者等による類似のイベントの開催実績において、参加者が歓声、声援等を発し、又は歌唱する等の実態がみられていないこと」をひとつの条件に、同ガイドラインの別紙3、別紙4にある具体的な対策条件(マスク着用、検温実施、指手消毒、参加者の連絡先把握、演者と観客との距離の確保、施設の換気、入退場制限など)をクリアしていると県と会館側が判断したのだろう。
私が参加したオリンパスホール八王子での公演でも、収容率は50%以下、参加者はマスク着用、靴裏消毒、手指消毒、参加者全員が健康チェックシート記入(連絡先把握)、検温を行っていた。さらに公演中にさだまさし本人が同ホールの換気システムを説明し、さだまさしとの距離の関係で、最前列席は使用していなかった。
公演中、密を生み出す可能性がある休憩時間はなく、会場と一体となって歌うような曲はセットリストに入れていないことも説明していた。退場時も規制退場で、フロアや座席番号に分けて退場を実施していた。
(オリンパスホール八王子/10月26日)
なので、さだまさしのコンサートツアー会場で言えば、さだまさしサイドの上記の対策が判断され、この神奈川県民ホールは100%入場を認めたのだろう。
理屈としては、そのミュージシャンなどの公演形態や主催者側の感染防止対策の内容とレベルなどによっては、各都道府県並びに会場運営側との協議と判断に応じて今後も100%収容はあり得ることになるのだろう。
ともあれ、「音楽を止めない」決意であそこまでの感染防止対策をとり、それにお客さんもよく協力したうえで、収容率50%以下でもコンサートツアーを続けているさだまさしに改めて敬意を表したい。
【セットリスト】さだまさしコンサートツアー2020「存在理由」/@オリンパスホール八王子