<2025.09.22>再掲
<2023.07.22>記事
2023年7月16日放送の「松山千春 ON THE RADIO」では、”青春”をテーマに、それに関する映画やドラマを紹介し、そこで使われた主題歌をかけつつ、語っていた。
最後に自曲の「青春Ⅱ」をかけた(1978年8月シングル「季節の中で」B面収録Ver.)。
個人的には「青春Ⅱ」と言えばこのアレンジに限ると言ってもいい。『起承転結』の、とくにB面を何百回と聴いていた中学1年当時が蘇ってきた。
ライブ、近いところでは2022年春のツアーで歌っている、
公開されている「青春Ⅱ」の公式音源4パターンを以下の記事文中に挿入した。
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<2020.10.15>
松山千春コンサート・ツアー1983 「今、失われたものを求めて」。1983年6月19日、高校1年の時、山梨県民文化ホール(当時名称)に行った。
一部は弾き語り。全体としてアコースティック編成のこのツアーの1曲目は「青春Ⅱ」
ギターはどういう奏法なのか、行く前から気になっていた。
ゆっくりとしたアルペジオで始まり、一番はアルペジオで通し、二番からスリーフィンガーに変わりテンポが上がった。艶があり伸びやかでパワフルな歌声は今も響く。忘れられないシーン。
この日のライブが終わった後、当分その弾き方で「青春Ⅱ」ばっかりを弾き語っていた。今でもする。
ライブビデオ『Visual Message 昨日・今日・明日』が1990年9月にリリースされた。
高知県・土佐清水でのステージから、本人の弾き語りベースにサイドギターなども入った「青春Ⅱ」が収録されている。このシーン、歌声にも背筋がぞくぞくするほど感動し、何度も同じように弾き語りした。
シングルコレクションアルバム『起承転結』(1979年)のB面、「青春」「季節の中で」「青春Ⅱ」と哀愁を帯びた歌声で畳みかけるように続く名曲。
1981年の「時代をこえて」ツアー、野音公演で荒々しく歌われた「青春Ⅱ」。アレンジはオリジナルに近く、これにも感動した。
2018年の弾き語りツアーでは、アンコールで歌った。ギターはカッタウェイのオベーションを使い、ストロークで弾き歌っていた。松山千春には珍しく、スタンディングでギターを弾いていた。
「青春Ⅱ」は「青春」に比べるとライブで歌われる頻度は高く、近年ライブで歌われる時は基本は10thメモリアルアルバム『旅立ち』(1986年)に収録されているアレンジ。
「青春」を待ち望んでいる気持ちも正直ある。
私の中で、好きな松山千春の楽曲中上位中の上位に入る曲ではないけれど、上位にあっていつも安定した聴き心地を与えてくれる。
当時の私の印象だと、「大空と大地の中で」よりもスタンダード化されていたイメージがある。誰が歌っているかは知らなくても、この曲、この曲の素晴らしさは周囲の人たちが知っていた。
もし今度聴けるとしたら、やっぱり弾き語り、上の山梨や土佐清水での弾き方がいい。