7月25日(現地時間)、インド洋の島国モーリシャス沖で長鋪汽船が所有・管理し商船三井がチャーターした貨物船が座礁し、8月6日(同)から燃料の重油が大量に流出している事故。
地元メディアが13日、複数の乗組員が「Wi-Fiに接続するために船が陸に近づいた」と話していると報じた。また地元メディアは事故が起きた日に、船内で乗組員の誕生パーディーが開かれていたとも報じていて、これらが座礁の原因となった可能性があると言う。
タンカーまるごと”ながらスマホ”だったのか。
重油流出の映像を観て、すぐに1991年に勃発した湾岸戦争での「油にまみれた水鳥」を思い出し、環境への影響を心配した。
「油にまみれた水鳥」を思うと、渡辺美里「シンシアリーSincerely」、長渕剛「JAPAN」の2曲を連想する。
当時二十歳半ば、「シンシアリーSincerely」を作詞した渡辺美里も、「JAPAN」を作った当時全盛期だった長渕剛も、テレビから流れているその映像を見て、胸を痛めていたのだろう。
極めて個人的なことだが、長く付き合っていた女性と別れたのもこういう夏の日。
その直前にリリースされよく聴いていた渡辺美里のアルバム『She loves you』(1995年)にも収録されていた、大好きな曲「シンシアリーSincerely」が一気に押し寄せて来た。何度聴いても、いつ聴いても深く重く感動する。
そこまで連想を重ねなくてもいいものだが、連想してしまったことにはしょうがない。