(1981年6月 日比谷野外大音楽堂)

 

今日(7月27日)、日本コロンビアの松山千春公式サイトで、秋に延期していたコンサート・ツアーの中止が正式に発表された。内容は昨晩松山千春本人が発表していた(読み上げていた)内容を少し改変しているが、趣旨は変わらない。

 

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コンサート・ツアー2020 開催中止のお知らせ

 

 

日頃より松山千春を応援していただき、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症の影響で、春から延期になっていましたコンサート・ツアー2020に関してお知らせいたします。
「コロナとの共生」「新しい生活様式」などが言われ、エンターテインメント業界もいろいろな制限の中で動き出しています。
しかしながら、現在も新型コロナウイルス感染症の影響は収まらず、皆さんも不安や我慢の毎日をお過ごしかと思います。
様々な状況を検討してまいりましたが、秋に予定されていたツアーを現状のままで開催することは難しいと判断し、ツアーの全公演中止を決定いたしました。
ご購入いただいたチケットはすべて払い戻しとさせていただきます。払い戻しの詳細に関しましては、各イベンターや当ホームページでの告知、千春を見守る会から会員の皆様へ早急にご連絡をできるように作業を急いでおりますので、今しばらくお待ち願います。

皆様には心よりお詫び申し上げますとともに、ご理解を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

                                                      オフィスゲンキ株式会社

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「中止」の一方で、年内どこかのタイミングでスポット的にライブをやりたい、と昨晩2回発言していた(以下)。コロナの状況次第という前提ではあるが、ファンとしては期待が膨らむ。

 

「どこか隙間を狙ってやりたいっていう気持ちはね、大いにありますんで、できればこのラジオ聴いていただいていれば、”おい、〇月〇日やるみたいたぞ”…みたいなな。コンサートはコンサートとして、発表できればいいなと思ってます」

 

「そんな中で何とか頑張ってさ、どこかでコンサートが出来るよう、今年中にな。ちょっといろいろ考えていますんで。こればっかりは期待してくれ、っていうわけにはいかないんだよなぁ。コロナがどうなっていくかによってね、全然変わっちゃうからなぁ。まぁ、ぜひみんなと会いたいよ」

 

大きな期待の中で、具体的にいつ頃、どういうスタイルで、どこでやるんだろう?オーディエンスは入れるのかな…当然気になる。また勝手な願望、妄想が湧いてくる。

 

コロナ禍、三密を避ける、上の松山千春の発言からすると、それを配信するかどうかは別として、オーディエンスを入れたライブで開催する可能性大、2年前の約束…。

 

そうなると、考えられるのはもうここしかない。日比谷野外大音楽堂

6月1日より利用を再開している。

 

(日比谷野外大音楽堂/2019年7月26日撮影)

 

2年前のことがあるので、暑い時期の開催は無理だし、そもそも準備が間に合わない。野音ホームページを見る限り、9月、10月はそれなりに空いている。

 

野音、現在は、収容率は「座席数の50%以下」とし、「催事内容に応じて十分なソーシャルディスタンスを確保して使用」を前提に、「座席の間引きや四方が隣接しないよう、来場者間の十分な間隔を確保する。なお、立見席の使用は認めない」など、他にも具体的な使用ルールはあるが、使える。

 

野音の座席数は2,653席。50%で1,326席。30%で795席。25%で663席。

「四方が隣接しないよう」にすれば50%では無理か。

 

大きな問題は東京のど真ん中にあるということ。

 

Go To トラベルキャンペーン事業みたいに、東京発着に何らかの制限があると、懸念が残る。その場合、埼玉、神奈川、千葉ならいい、とはならいだろうから、一都三県以外の道府県か。

 

…願望、妄想はどんどん広がるが、松山千春が言うように、その時の「コロナの状況による」だろう。

 

ともあれ、スポット・ライブの実現もあるし、何より世界の感染者数1,620万人、死亡者数64万8千人(7月27日確認現在/Template:COVID-19 pandemic data/Wikipedia)、このコロナを何とかしなくてはいけない。

 

何とかしなくてはと言っても、個人レベルと職場での感染防止対策をしたうえで、あとは早期終息を祈るしかない。

 

コロナ下、喜びも悲しみも背中合わせ。

 

                ( 同 )