今夜(7月5日)の松山千春「ON THE RADIO」
秋~冬のコンサート・ツアーについて具体的な言及はなかったが、このコロナ下で敢行するにはハードルが高く、本人もまだ迷っているような雰囲気が伝わってきた。
コンサート・ツアーに関して語った内容は以下。
新型コロナの感染が拡大した頃から、みんなもそうだけど、いろんな仕事が中止、中止。要請によって休業、休業。そのまま倒産したところもあるし、やっていけない…。
そういう厳しい中、私も春のコンサートは中止せざるを得なく、まぁ、秋にはぜひやりたいと思っているんだけど、どうやらまだ会館の客席は50%以下しか使えないということで、これはまた厳しい。
なぁ、だって俺たち、半分(半数)の客席で…。歌うことに関しては全然問題ないんですよ。ただ、半分(半数)、選ばれた人はいいけど、選ばれなかった人のことを考えるとね、ん~、ちょっと、なぁ、歌いづらくないか、みたいな気分になってしまうんですけどね。ほんとにこの新型コロナが終息を迎える。その日まで頑張って(いきたい)。
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参考までに、文化庁が発表している6月30日現在の文化芸術に関する各種支援は以下のとおり(文化庁ホームページより)。
「新型コロナウイルス感染症に伴う文化芸術に関する各種支援」。
これを簡潔にまとめた6月28日付け日本経済新聞によると、「フリーランス約10万人に1人最大20万円、20人以下の小規模団体には最大150万円を支給する給付金制度が柱」。
他に、20年度第1次補正予算では「劇場や博物館などの感染症対策に1施設あたり最大400万円を支援することも盛り込んでいる」。支援総額は500億円に上るという。
給付対象は「音楽、演劇、映画、雅楽や能楽、歌舞伎など日本の伝統芸能、漫談・漫才などの表現者ら」。
また、観客も支援に直接関われるようにするため、減税措置を設ける。「中止されたイベントのチケット代を払い戻さずに主催者に寄付すると、2千円を引いた額の4割が所得税から減額される仕組み」だという。既に払い戻しが済んだチケットも措置対象を設けて「主催者に寄付の連絡をすれば減税措置を受けられる」。